株を買う目安の一つに「チャート」があるのをみなさんご存知ですよね?
見たことはあるけど、これらから何がわかるの?
って思う方もいてるんじゃないでしょうか
そんな人のために、そして私も勉強のため今一度振り返りたいと思いますのでよければ最後までお付き合いしていただければと思います
※これを参考にして損失が発生した場合の補償はいたしかねます
Contents
チャートとは
物事をかわりやすく示した図やグラフをいい、テクニカル分析において必ず必要となってくるものです
今回の場合はこれ
縦軸を株価、横軸を時間として赤や青の棒が左から右へと時系列に並べた図になります
このグラフの中で気になる赤い棒を「陽線」、青い棒を「陰線」といいますがその表す意味と見方は?
陽線・陰線の意味と見方
陽線
株価の終値が始値より高い状態、いわゆる値上がりした状態をいいます
陰線
株価の終値が始値より低い状態、いわゆる値下がりした状態をいいます
以上でチャートの見方はご理解いただいたのではないでしょうか?
また時間軸には大きく4種類あります
日中足(にっちゅうあし)
5・10・30分・1・4時間などの値動きをひとつの足とする
短期的な動きを見るときに使用、主にスキャルピングまたはデイトレードでよく使われますね
日足(ひあし)
1日をひとつの値動きとする
足ひとつが一日につき、中期的なスイングトレードに使われます
週足(しゅうあし)
1週間をひとつの値動きとする
月足(つきあし)
1月をひとつの値動きとする
週足と月足は長期的な投資によく使われ、また上昇中か下落中かの判断にも使われますね
次にこれらのチャート形成から、テクニカル分析でわかることは大きく3つと私は思いますのでその3つを説明いたします
1.株価の転換点が予想できる
まずはチャートをご覧ください
株価が2500円付近に来ると何度も反発していることがわかります
従って指値を2500円でしてみるか!などといった戦略もとれますね
マクドナルドはあれだけ悪いニュースが報道されても、個人投資家に人気があるため反発したんでしょう
ここは人間の「クセ」が見事チャートに反映された形ではないかと推測できます
このような「個人投資家に人気のある銘柄」は他に三光マーケティングフーズ(2762)などにも見られますので、みなさんも探してみてはいかがでしょうか?
また株主優待ファンなら「株主優待好きなら必見!得するもらい方やメリット」も参考にしていただければ、株主優待をおいしく取得できるかも???
2.その銘柄は現在、上昇中または下降中かが予想できる
グラフをみると一目瞭然!上昇中と判断できます
この銘柄はゆっくりと株価が上がり勢いを感じるため、まだ上がるのかなぁ~と買いたくなる銘柄のひとつになります
特徴としては陽線がたくさんあるのがわかりますね
これが「私基準の割安株」に該当すると私はよく買っています
3.上げ渋りや下げ渋りが予想できる
チャートの赤丸印をご覧ください
ヒゲ(この場合は下ひげ)と言われるものを何本か作りながら下げ止まり、やがて株価は上昇しています
これは下がっても買い意欲が高いため、やがて株価は反転して上昇したことがわかります
いわゆる下げ渋りですね
逆の場合は上げ渋りともいいます
同じヒゲが何本が出現すると株価反転が近いと予想できるのでチャンスと考えられるかも?
これも先程紹介した、私基準の割安株を満たすと積極的に買いたいひとつになります
さてここまではご理解いただけましたか?
ただひとつだけ注意してもらいたいこともあります
それは
色々な時間軸を見比べる
これは必ず実行してもらいたい
その理由とは
短い時間軸で確認すると株価は上がっている
しかし長い時間軸で改めて見ると下落している最中であった
例えばこんな感じ、3ケ月で見ると
株主優待もある有名な銘柄ですね
しかし1年に幅を広めると
見事に下落中、しかも窓が2つも空いてます
悪いニュースもありました
さていつになったらここは復活するのか?
このような銘柄に手を出すと「大ケガの元」と私は思いますので、これをご覧になった方は指をくわえて見ておきましょうね 笑
そしてこんな銘柄、実はたくさんあるんですねぇ~
株価の下落には何か要因があります
会社のマイナス決算ならまた復活する可能性もあるでしょう
しかし不祥事などが発覚すると、どこまで下がるかわかりません
そんな時にちょっと上がったからと言って買うのは危ないと思いますよ
まとめ
チャートとは、物事をかわりやすく示した図やグラフをいい、テクニカル分析において切っても切れない関係
その図は、時間と株価から構成される
グラフの棒には「陽線」と「陰線」があり
時間軸には4種類(日中足・日足・週足・月足)
チャートから読み取れるものは3つ
転換点
上昇中または下降中か
上げ渋りまたは下げ渋り
気を付けることは、ひとつの時間軸にとらわれずたくさんの時間軸のグラフを見ること
以上、これらを参考にみなさんの株式投資の力になれたらうれしく思います