【パーク24(4666)は買い?】コロナから業績回復・株主優待復活!長期保有できる銘柄か徹底分析

パーク24(4666)は、「タイムズパーキング」や「タイムズカー」で知られる駐車場・モビリティサービス大手です。
以前は安定して利益を出していた会社ですが、コロナ禍では人の移動が大きく減少し、業績は一気に悪化しました。
その影響もあり、配当や株主優待が停止され、
「以前は良かった会社だけど、もう厳しいのでは?」
と感じた方も多かったと思います。
しかし、コロナ禍が明けてから状況は大きく変わりました。
業績は回復し、売上・利益ともにコロナ前の水準を上回るようになり、さらに株主優待も復活しています。
私自身、
「業績悪化の主因はコロナだったのではないか」
「事業そのものが壊れたわけではないのではないか」
と考え、改めてパーク24のIRを2018年まで遡って確認してみました。
調べてみると、現在のパーク24は単なる“コロナからの回復銘柄”ではなく、
駐車場事業を土台に、カーシェアを中心としたモビリティ事業をさらに成長させようとしている会社
だということが分かります。
一方で、
- 自己資本比率はそれほど高くない
- 表面上のPERには一時的な利益の影響がある
- タイムズカーの稼働率には注意が必要
- 海外事業には過去の失敗もある
など、気になる点もあります。
そこで今回は、パーク24の2018年以降の業績、コロナ禍での悪化とその後の回復、株主優待復活の背景、配当、財務、タイムズカーの成長性などを確認しながら、
「今から買ってもよいのか」
「長期保有できる銘柄なのか」
を私なりに整理してみたいと思います。
パーク24(4666)とはどんな会社?
パーク24は、「タイムズパーキング」を中心とした駐車場事業と、「タイムズカー」に代表されるモビリティ事業を展開している会社です。
街中で黄色い「Times」の看板を見たことがある方は多いと思います。
以前は、
「コインパーキングの会社」
というイメージが強かったのですが、現在はそれだけではありません。
パーク24は、
- 駐車場
- カーシェア
- レンタカー
- 会員サービス
- 法人向けモビリティサービス
などを組み合わせながら、移動全体を支える会社へ変化しようとしています。
主力はタイムズパーキング
パーク24の土台となっているのが、タイムズパーキングです。
全国各地に時間貸し駐車場を展開しており、駅前、商業施設、住宅地、観光地など、さまざまな場所に駐車場ネットワークを持っています。
この駐車場網は、単に駐車料金を稼ぐだけではありません。
私はこのネットワークが、
タイムズカーを成長させるための重要な基盤
になっていると考えています。
成長の中心はタイムズカー
近年、パーク24が力を入れているのがカーシェアです。
タイムズカーは、
- スマートフォンで予約
- 24時間利用可能
- 短時間から利用できる
- 全国に多くの拠点がある
といった特徴があります。
自動車を所有すると、
- 車両購入費
- 駐車場代
- 自動車保険
- 車検
- 税金
- メンテナンス費
などが必要になります。
一方で、
「毎日は乗らない」
「週末だけ使いたい」
「都市部なので駐車場代が高い」
という人にとって、カーシェアは使いやすいサービスです。
特に都市部では、
車を所有するより必要な時だけ借りる
という考え方が今後さらに広がる可能性があります。
駐車場とカーシェアを一緒に持っていることが強み
私がパーク24を調べていて特に面白いと思ったのが、
駐車場事業とカーシェア事業を同時に持っている
という点です。
例えば、
駐車場を増やす
↓
その駐車場にタイムズカーを配置する
↓
利用できる場所が増える
↓
会員が増える
↓
さらに利用が増える
という流れを作ることができます。
新しくカーシェア事業へ参入する会社が、全国にこれだけの駐車場網を一から作るのは簡単ではありません。
つまり、長年かけて作ってきた駐車場ネットワークそのものが、パーク24の競争力の一つになっていると考えています。
もはや「駐車場会社」だけではない
パーク24は将来的に、
人・クルマ・街・駐車場をつなぐモビリティサービス企業
を目指しています。
そのため私は、パーク24を見る時に、
「駐車場が何台増えたか」
だけではなく、
- タイムズカーの会員数
- 車両台数
- 利用率
- 1台当たりの売上
- 駐車場とカーシェアの連携
なども確認するようにしています。
コロナ禍では移動そのものが減ったため、こうした事業は大きな打撃を受けました。
しかし逆に言えば、
人の移動が戻れば、業績も回復しやすい事業構造だった
とも言えます。
では実際に、2018年以降の業績はどのように推移してきたのでしょうか。
次に、コロナ前から現在までの業績を確認してみます。
2018年以降の業績を確認|コロナで大幅悪化、その後はしっかり回復
パーク24を長期投資候補として考えるうえで、まず確認したかったのが、
「業績悪化は会社そのものに問題があったのか、それともコロナという特殊要因だったのか」
という点です。
そこで2018年まで遡って業績を確認してみました。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| 2018年10月期 | 約2,985億円 | 約225億円 | 約139億円 |
| 2019年10月期 | 約3,174億円 | 約223億円 | 約123億円 |
| 2020年10月期 | 約2,689億円 | ▲約147億円 | ▲約467億円 |
| 2021年10月期 | 約2,511億円 | ▲約80億円 | ▲約117億円 |
| 2022年10月期 | 約2,903億円 | 約207億円 | 約25億円 |
| 2023年10月期 | 約3,301億円 | 約320億円 | 約175億円 |
| 2024年10月期 | 約3,709億円 | 約387億円 | 約186億円 |
| 2025年10月期 | 約4,061億円 | 約376億円 | 約159億円 |
| 2026年10月期会社予想 | 約4,110億円 | 約425億円 | 約440億円 |
数字を見ると、かなり分かりやすい推移です。
コロナ前までは安定して利益を確保
2018年、2019年は売上高3,000億円前後、営業利益220億円前後を確保していました。
駐車場やカーシェアなど、
「人が移動することで利用されるサービス」
を中心に、安定して利益を出していた会社だったことが分かります。
ところが2020年、状況が一変します。
コロナで人の移動が止まり、一気に赤字へ
2020年から新型コロナウイルス感染症が拡大し、
- 外出自粛
- テレワーク
- 観光客減少
- 出張減少
- 商業施設の休業
- 各種イベントの中止
などによって、人の移動そのものが大きく減少しました。
パーク24にとってはかなり厳しい環境です。
駐車場を持っていても車が来なければ利用されません。
カーシェアやレンタカーも、外出する人が減れば利用されません。
その結果、2020年10月期は営業赤字約147億円、純損失約467億円まで悪化しました。
翌2021年も営業赤字が続いています。
この数字だけを見ると、
「事業そのものが駄目になったのでは?」
と思ってしまいます。
しかし、その後を見ると印象が変わります。
2022年から黒字回復
人の移動が徐々に戻り始めると、業績も回復しました。
2022年10月期には営業利益約207億円まで戻り、黒字化。
そして、
2023年 約320億円
2024年 約387億円
と営業利益を大きく伸ばしています。
ここで重要なのが、
単にコロナ前の水準へ戻っただけではない
ということです。
2019年10月期の売上高は約3,174億円、営業利益は約223億円でした。
それに対し2024年10月期は、
売上高 約3,709億円
営業利益 約387億円
です。
売上だけでなく営業利益もコロナ前を大きく上回っています。
私はこの数字を見て、
「コロナで一時的に業績が壊れたのであって、パーク24の事業競争力そのものが失われたわけではなかった」
と判断しました。
2025年は売上最高でも利益は少し減少
ただし、ずっと右肩上がりというわけではありません。
2025年10月期は売上高が約4,061億円まで増えた一方、営業利益は約376億円と前年をやや下回りました。
ここは少し気になります。
主な理由として、モビリティ事業への成長投資や車両稼働の影響などがあります。
つまり現在のパーク24は、
「コロナから戻ったかどうか」
を見る段階から、
「タイムズカーへの投資をどれだけ利益に変えられるか」
を見る段階へ移っていると考えています。
2026年は再び営業最高益を目指す
2026年10月期の会社予想では、
売上高:約4,110億円
営業利益:約425億円
を見込んでいます。
営業利益425億円を達成すれば、コロナ前の2019年と比較すると約1.9倍になります。
ここまで来ると、パーク24を単純な、
「コロナからの復活銘柄」
と考えるのは少し違うと思います。
むしろ、
コロナを乗り越えた後、以前より大きな会社へ成長している
と見る方が近そうです。
ただし、2026年予想の純利益約440億円については注意が必要です。
この数字には一時的な税効果などが含まれているため、
「純利益が急増したからPERがものすごく安い」
と単純に判断するのは危険です。
この点については、後ほど現在の株価が割安なのかを考えるところで詳しく確認します。
私は「コロナ前を超えた」ことを評価
2018年から業績を追ってみて、私が一番評価したのは、
コロナが終わって元に戻っただけではなく、売上・営業利益ともコロナ前を上回っていること
です。
一時的な外部要因で大赤字になった会社が、その後しっかり利益を回復し、さらに事業規模を拡大している。
これは長期投資を考えるうえでプラス材料だと思います。
そして、業績悪化と同じ時期に停止されたのが、
配当と株主優待
でした。
次に、なぜ株主優待が廃止され、その後なぜ復活したのかを確認してみます。
株主優待はなぜ停止され、なぜ復活したのか?
パーク24を以前から知っている方の中には、
「昔は株主優待があったのに、いつの間にかなくなっていた」
という印象を持っている方もいると思います。
私も今回改めて確認しましたが、株主優待が停止された大きな理由は、やはりコロナ禍による業績悪化でした。
コロナ禍で株主優待と配当を停止
パーク24は、コロナ前には株主優待を実施していました。
しかし2020年、新型コロナウイルス感染症の拡大によって人の移動が大きく減少し、業績は急激に悪化しました。
2020年10月期には最終赤字となり、財務状況も悪化。
その結果、
- 株主優待の停止
- 配当の無配化
が行われました。
私はこの流れを見て、
「株主優待そのものに問題があったのではなく、まず会社の財務を守ることを優先した」
と考えています。
当時の状況を考えれば、これはある意味当然の判断だったと思います。
会社が大きな赤字を出している中で、無理に配当や優待を続ける方が、むしろ長期的には危険です。
コロナが終わっても、すぐには復活しなかった
ここは少し重要です。
コロナ禍が落ち着き、人の移動が戻り始めたからといって、株主優待がすぐに復活したわけではありません。
パーク24はコロナによって財務基盤に大きなダメージを受けていたため、その後もしばらくは、
財務体質の改善を優先
していました。
つまり、
コロナ終了
↓
すぐ株主還元再開
ではなく、
コロナ終了
↓
業績回復
↓
財務改善
↓
株主還元再開
という順番です。
私はこの流れをむしろ評価しています。
業績が少し戻っただけで無理に還元を再開するのではなく、財務がある程度正常化してから株主還元を戻したからです。
株主優待復活は「会社が正常化してきたサイン」
その後、業績と財務状況の改善を背景に、パーク24は株主優待を復活させました。
私は今回、この優待復活を単なる、
「株主にとって嬉しいニュース」
だけでは見ていません。
むしろ、
会社自身が「これからは再び株主還元を行える状態になった」と判断したサイン
だと考えています。
コロナで大赤字
↓
無配・優待停止
↓
営業黒字回復
↓
財務改善
↓
配当・優待復活
という流れを見ると、会社の正常化がかなり進んだことが分かります。
ただし株主優待だけを理由に買うのは違う
一方で、私はパーク24を、
「優待株だから買う」
という銘柄ではないと思っています。
現在の株主優待は、タイムズカーに関連した内容が中心です。
タイムズカーを普段利用している方にとっては魅力がありますが、利用しない方には価値が小さい場合もあります。
また、今後も同じ内容の優待が継続される保証はありません。
そのため私なら、
優待はおまけ
と考えます。
パーク24を買う理由の中心は、
- タイムズパーキングの全国ネットワーク
- タイムズカーの成長
- 業績の回復
- 今後の利益成長
に置きます。
そして優待が続けば、
「さらに少し嬉しい」
くらいの位置付けです。
配当復活も合わせて評価したい
株主還元を見るうえでは、優待だけでなく配当も重要です。
私は優待よりも、
継続して配当を出せる収益力があるか
を重視しています。
パーク24はコロナ禍で無配となりましたが、その後は業績回復に伴って配当も復活しています。
これは、
「会社がようやく通常状態へ戻った」
と判断する材料の一つになると思います。
今後、業績成長に合わせて増配まで続けば、長期保有する魅力はさらに高まります。
ただし、パーク24にはまだ財務面で注意したい部分もあります。
そのため、
優待復活=完全復活
と考えるのではなく、
「大きな危機を乗り越え、正常化がかなり進んできた」
くらいの見方がちょうどよいと思います。
そして、今後のパーク24の成長を考えるうえで最も重要だと私が感じているのが、
タイムズカー
です。
次に、なぜ私がタイムズカーを今後の成長の中心として注目しているのかを確認していきます。
今後の成長のカギは「タイムズカー」
パーク24をこれから長期保有するか考えるうえで、私は最も重要なのが、
タイムズカーの成長
だと思っています。
タイムズカーは、全国に広がる駐車場ネットワークを活用したカーシェアサービスです。
現在では、
- 会員数400万人超
- 車両台数約7万台
- 貸出拠点約3万カ所
という非常に大きなネットワークになっています。
私はここに、パーク24の今後の成長余地があると考えています。
会員数は400万人を超える規模へ
カーシェア市場では、
「車を所有する」
のではなく、
必要な時だけ車を使う
という選択肢が徐々に広がっています。
特に都市部では、
- 車両購入費
- 駐車場代
- 自動車保険
- 税金
- 車検
- メンテナンス費
などを考えると、車を所有するコストはかなり大きくなります。
そのため、
「毎日は車を使わない」
という人にとって、カーシェアは非常に相性の良いサービスです。
タイムズカーの会員数が400万人を超えていることからも、カーシェアそのものが特別なサービスではなく、かなり一般的になってきていると感じます。
駐車場ネットワークが大きな強み
私はタイムズカーの一番の強みは、
タイムズパーキングの駐車場ネットワークを持っていること
だと思っています。
カーシェア事業では、
「車両を何台持っているか」
だけでなく、
どこで借りられるか
が非常に重要です。
利用者からすれば、自宅や勤務先の近くにカーシェアがなければ、そもそも利用しません。
パーク24の場合、
既存のタイムズパーキング
↓
カーシェア車両を配置
↓
利用できる場所が増える
↓
会員が増える
↓
利用が増える
という流れを作ることができます。
新規参入企業が、全国にこれだけの拠点を一から用意するのは簡単ではありません。
私はこのネットワーク自体が、
パーク24の大きな参入障壁
になっていると考えています。
車両・拠点・会員は今も増加中
直近でも、タイムズカーの規模は拡大を続けています。
車両台数、貸出拠点、会員数はいずれも前年より増えており、会社としてもカーシェア事業を積極的に拡大しています。
この点だけを見ると、
「今後も売上は伸びそう」
と感じます。
ただし、ここで一つ注意したいことがあります。
私が一番気にしているのは「1台当たり利用料」
カーシェアは、
車両を増やせば必ず儲かる事業ではありません。
車を保有すると、
- 車両購入費
- 減価償却費
- 保険料
- 整備費
- 駐車場コスト
- 清掃・管理費
などが発生します。
そのため、重要なのは単純な会員数や車両台数ではなく、
1台の車がどれだけ利用され、どれだけ売上を稼いでいるか
です。
実際、直近の会社資料では、
車両1台当たりの利用料が想定を下回っている
という説明がありました。
私はここを少し気にしています。
例えば、
車両台数を10%増やした
↓
利用回数は5%しか増えなかった
となれば、売上は増えても利益率が低下する可能性があります。
つまり、
会員数400万人突破!
という数字だけを見て安心するのではなく、
「増やした車両をきちんと稼働させられているか」
まで確認する必要があります。
逆に利用率が改善すれば利益は大きく伸びる可能性
一方で私は、ここをパーク24の成長余地とも考えています。
すでに、
- 約7万台の車両
- 約3万カ所の拠点
- 400万人を超える会員
という巨大な基盤があります。
このネットワークをさらに拡大するだけでなく、
既存車両の稼働率を上げることができれば、利益が大きく伸びる可能性があります。
例えば、
- 車両配置の最適化
- 利用データの活用
- 法人利用の拡大
- 駐車場とカーシェアの連携強化
などによって1台当たりの利用額が改善すれば、追加の大規模投資をしなくても収益性を高められる可能性があります。
私は「会員数」より「稼働率」を見る
今後の決算で私が確認したいのは、
「会員数が何万人増えた」
という数字だけではありません。
それよりも、
車両1台当たりの利用料や稼働率が改善しているか
を重視します。
タイムズカーが、
「とにかく車両を増やす段階」
から、
「増やした車両からしっかり利益を稼ぐ段階」
へ移行できれば、パーク24の利益成長はもう一段加速する可能性があります。
私は、ここが今後のパーク24を評価するうえで最も重要なポイントの一つだと考えています。
そして、もう一つパーク24を長期で考えるうえで確認しておきたいのが、
海外事業
です。
過去には海外事業で大きな損失を出していますが、現在は事業整理を進めたことで状況が変わり始めています。
次に、この海外事業について確認してみます。
海外事業は失敗だったのか?事業整理後は黒字化へ
パーク24を長期保有するうえで、もう一つ確認しておきたいのが、
海外事業
です。
国内のタイムズパーキングやタイムズカーは比較的順調に成長していますが、海外事業については、過去に何度も損失を計上してきました。
そのため、
「海外事業が足を引っ張る会社なのでは?」
と心配になる部分でもあります。
私もここは気になったため、過去のIRを遡って確認しました。
特に英国事業が重荷になっていた
パーク24は以前から英国、オーストラリアなど海外でも駐車場事業を展開してきました。
しかし、海外では国内と同じように利益を出すことができず、特に英国事業では減損損失なども発生しています。
2024年、2025年にも海外関連で損失を計上しており、
「売上はあるけれど、利益につながっていない」
という状況が続いていました。
私はこうした事業については、
「売上が大きいから残した方がいい」
とは考えていません。
企業にとって重要なのは売上規模ではなく、
最終的に利益とキャッシュを生み出せるか
だからです。
不採算事業を整理する方向へ
そこでパーク24は、海外事業の見直しを進めています。
英国事業を大きく再編し、シンガポール事業についても売却するなど、不採算事業の整理を進めました。
その結果、海外事業の売上高そのものは減少しています。
普通に数字だけを見ると、
「海外事業が縮小してしまった」
とマイナスに感じるかもしれません。
しかし私は、今回についてはむしろプラスに見ています。
なぜなら、
売上を減らしてでも、赤字事業を整理して利益を残す方向へ変えた
からです。
海外事業は赤字から黒字へ
直近の決算では、海外事業の売上高は前年同期比で減少しています。
一方で営業損益は、
約18億円の赤字から黒字へ改善
しました。
私はこの変化を評価しています。
仮に、
売上600億円・赤字20億円
の事業と、
売上450億円・黒字5億円
の事業があるなら、私は後者の方を評価します。
企業価値を高めるためには、
「どれだけ売ったか」より「どれだけ利益を残したか」
の方が重要だからです。
海外売上減少=悪材料とは限らない
株式投資をしていると、
「売上減少」
という文字だけで悪材料だと思ってしまいがちです。
しかし今回のパーク24については少し違います。
不採算だった事業を整理した結果として売上が減っているため、
売上減少そのものより、利益率が改善しているか
を見る必要があります。
私は今回、
海外事業縮小
↓
売上減少
↓
赤字事業削減
↓
海外事業黒字化
という流れを見て、
「ようやく海外事業の整理が進んできた」
という印象を持っています。
ただし海外事業はまだ安心できない
もちろん、
「黒字になったから海外事業はもう問題ない」
とまでは考えていません。
海外では、
- 人件費
- 金利
- 為替
- 現地競争
- 契約条件
- 法制度
など、日本国内とは異なるリスクがあります。
また、過去に大きな減損損失を出していることを考えると、今後も海外事業については慎重に見る必要があります。
そのため私は、
海外で再び大きな投資を始めるのか
という点にも注目しています。
せっかく不採算事業を整理したのに、再び無理な拡大を始めれば、同じ失敗を繰り返す可能性があるからです。
私は「国内へ経営資源を集中する方が良い」と考える
現在のパーク24には、
- タイムズパーキング
- タイムズカー
- 400万人を超えるカーシェア会員
- 全国の駐車場ネットワーク
という強い国内事業があります。
そのため私は、海外で無理に売上を拡大するより、
国内のカーシェア事業へ経営資源を投入した方が収益性を高められる
と考えています。
海外事業については、
「大きく成長してほしい」
というより、
「余計な損失を出さず、安定して利益を残してほしい」
という見方です。
今回の海外事業整理を見る限り、その方向へ少しずつ進んでいるように感じます。
ここまで、
- コロナからの業績回復
- 株主優待・配当の復活
- タイムズカーの成長
- 海外事業の整理
を確認してきました。
では現在の株価は本当に割安なのでしょうか。
次に、PER・PBR・配当利回り・自己資本比率などを確認しながら、
パーク24は今買える株価なのか
を考えてみます。
現在のパーク24は割安なのか?表面PERだけで判断しない
ここまでパーク24について、
- コロナからの業績回復
- 配当・株主優待の復活
- タイムズカーの成長
- 海外不採算事業の整理
を確認してきました。
では現在の株価は、本当に割安なのでしょうか。
2026年9月8日時点では、株価はおおむね1,980円前後です。
主な指標を見ると、
- 株価:約1,980円
- 表面PER:約7倍台
- PBR:約2.9倍
- 年間配当予想:65円
- 配当利回り:約3.3%
- 自己資本比率:約30%台前半
となっています。
PERだけを見ると、
「7倍台ならかなり安いのでは?」
と思ってしまいます。
私も最初に数字だけを見れば、かなり気になる水準です。
しかし今回については、このPERをそのまま信用するのは危険だと考えています。
表面PER7倍台には一時的な利益が含まれている
2026年10月期の会社予想では、純利益が大きく増加する見込みとなっています。
ただし、その中には一時的な税効果が含まれています。
つまり、
本業の利益だけで純利益が急増したわけではありません。
このような年は、EPSが一時的に大きくなり、
株価 ÷ EPS
で計算するPERが低く見えます。
そのため、
「PER7倍だから激安」
と判断してしまうと、翌期に一時的な利益がなくなった時に、
「思っていたよりPERが高かった」
となる可能性があります。
私はこういう場合、翌期以降の利益水準も見て判断するようにしています。
2027年の利益目標で考えるとPERは約12倍
パーク24は中期計画で、2027年10月期に純利益約280億円を目標としています。
発行済株式数から概算すると、EPSは約160円台になります。
仮にEPS164円として、現在の株価1,980円で計算すると、
PERは約12倍
です。
私は現在のパーク24を見る場合、
表面上のPER7倍台よりも、
実力ベースではPER12倍前後
と考えた方が安全だと思っています。
そうすると、
「ものすごく割安」
という印象から、
「成長力を考えれば高くはないが、激安でもない」
という評価に変わります。
私の普段の基準に当てはめるとどうか
私は割安株を探す際、
- PER10倍以下
- PBR1倍以下
- 配当利回り3%以上
- 自己資本比率50%以上
を一つの目安にしています。
パーク24を当てはめると、
| 項目 | 私の目安 | パーク24 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 実力PER | 10倍以下 | 約12倍 | △ |
| PBR | 1倍以下 | 約2.9倍 | × |
| 配当利回り | 3%以上 | 約3.3% | ○ |
| 自己資本比率 | 50%以上 | 30%台前半 | × |
こうして見ると、
私が普段購入している「割安・高配当・財務良好株」とは少し違います。
前回記事のシマダヤのように、
「数字を見た瞬間に割安感がある」
タイプの銘柄ではありません。
それでもパーク24を買い候補にする理由
では、なぜ私はパーク24を買い候補として考えるのか。
理由は、
数字だけでは表れにくい事業基盤がある
からです。
パーク24には、
- 全国規模のタイムズパーキング
- 約7万台規模のカーシェア車両
- 約3万カ所の貸出拠点
- 400万人を超える会員
という大きなネットワークがあります。
この基盤を新しい会社が一から作るのは簡単ではありません。
つまり現在の株価には、
単純な資産価値だけではなく、
全国規模のモビリティネットワークという価値
も含まれていると私は考えています。
そのためPBRが私の基準である1倍を大きく超えていても、
「PBRが高いから買わない」
とまでは判断していません。
自己資本比率30%台は少し気になる
一方で、自己資本比率については気になります。
私は通常50%以上を好むため、30%台前半は決して高い水準ではありません。
コロナ禍では業績悪化によって財務も大きく傷みました。
現在はかなり改善していますが、
財務面ではシマダヤのような安心感はありません。
そのため私は、パーク24に大きな金額を一気に投資するより、
まず100株程度から入る方が合っていると思います。
1,700円前後ならかなり魅力が増す
現在1,980円でも長期投資候補として高すぎるとは感じません。
ただし、私がより買いやすいと感じるのは、
1,600~1,700円台
です。
例えば1,700円の場合、
年間配当65円なら配当利回りは約3.8%。
先ほどの実力EPS約164円を使えば、PERは約10.4倍になります。
1,650円ならPERはほぼ10倍です。
このあたりまで下がれば、
成長性のあるモビリティ企業をPER10倍前後・配当利回り約4%で持てる
ことになります。
私はかなり検討しやすくなります。
現在の株価では「100株から」がちょうどよい
現在の株価1,900円台について、私の判断は、
割高ではない。
しかし、一気に買いたくなるほど割安でもない。
です。
これから初めて購入するのであれば、
まず100株購入して、決算を見ながら買い増しを考える
くらいがちょうどよいと思います。
特に今後、
- タイムズカーの1台当たり利用料が改善する
- 営業利益がさらに伸びる
- 自己資本比率が改善する
- 増配が続く
といったことが確認できれば、私は評価をさらに上げたいと思っています。
逆に、カーシェアへの投資だけが増えて利益が伸びなければ、現在の株価はそれほど安くない可能性があります。
パーク24は、
「PER7倍だから買う株」ではなく、モビリティ事業の成長を信じて長期で持つかどうかを考える株
だと私は見ています。
では最後に、パーク24を購入する前に確認しておきたいリスクを整理してみます。
パーク24を買う前に知っておきたいリスク
ここまで見ると、パーク24は、
- コロナから業績が回復
- 株主優待と配当も復活
- タイムズカーの会員数が拡大
- 海外不採算事業も整理
- 国内モビリティ事業に成長余地
と、かなり前向きな材料があります。
しかし、長期保有するのであれば、良い面だけを見るのは危険です。
私が特に注意しているリスクを整理します。
① タイムズカーの稼働率が上がらないリスク
一番気になるのはここです。
タイムズカーは、
- 会員数
- 車両台数
- 貸出拠点
を順調に増やしています。
しかし、車両を増やしただけでは利益は増えません。
重要なのは、
1台当たりどれだけ利用されているか
です。
車両には、
- 購入費
- 減価償却費
- 保険料
- 整備費
- 管理費
- 駐車場コスト
などがかかります。
利用率が低いまま車両だけ増えると、売上は伸びても利益率が悪化する可能性があります。
そのため私は今後、
会員数よりも1台当たり利用料や稼働率
を重視したいと考えています。
② 財務体質はまだ強いとは言えない
私は普段、自己資本比率50%以上を一つの目安にしています。
その基準で見ると、パーク24の自己資本比率は30%台前半であり、まだ十分に高いとは言えません。
コロナ禍では大きな赤字を出し、財務も大きく傷みました。
現在は改善していますが、
財務面ではまだ完全に安心できる水準ではない
と考えています。
特にパーク24は、
- 駐車場開発
- カーシェア車両
- システム
- 拠点整備
などに継続的な投資が必要な会社です。
そのため、利益成長だけでなく、
借入金や自己資本比率が今後さらに改善するか
も確認していきたいところです。
③ 景気や人流の影響を受けやすい
パーク24は、人が移動することで売上が発生する会社です。
そのため、
- 景気悪化
- 外出減少
- 観光客減少
- 出張減少
- 大規模災害
- 感染症の再拡大
などによって、人の移動が減ると業績に影響が出ます。
コロナ禍がその典型でした。
もちろん、同じ規模の感染症が再び起きるとは限りません。
しかし、
人流に左右されやすい事業である
という点は覚えておいた方がよいと思います。
④ 金利上昇の影響
パーク24は、無借金に近い会社ではありません。
そのため、金利が上昇すると借入コストが増える可能性があります。
カーシェア車両や駐車場開発などに継続的な資金が必要な会社なので、
金利上昇は利益を圧迫する要因
になる可能性があります。
私は高配当株を見る際、配当利回りだけでなく、こうした財務コストも確認するようにしています。
⑤ 海外事業で再び損失が発生する可能性
海外事業は現在かなり整理され、収益性も改善しています。
これは評価しています。
ただし、過去には海外事業で何度も減損や損失を計上してきました。
そのため、
今後また海外で大規模投資を始めるのか
という点には注意したいです。
せっかく不採算事業を整理したのに、再び売上拡大を優先して無理な投資を始めれば、同じ問題を繰り返す可能性があります。
私は海外事業については、
「大きく成長してほしい」
というより、
安定して黒字を確保してほしい
という見方です。
⑥ 株主優待は今後変更される可能性もある
株主優待が復活したことはプラス材料です。
ただし、
株主優待は永続的に保証されたものではありません。
会社の業績や財務状況、株主還元方針によって、
- 内容変更
- 条件変更
- 廃止
となる可能性があります。
過去に一度停止されていることを考えても、
「優待があるから絶対に長期保有する」
という考え方は危険だと思います。
私はパーク24を買うのであれば、
優待がなくなっても持ち続けられるか
を考えておきたいです。
⑦ 見た目のPERが低いことに安心しない
現在の表面PERはかなり低く見えます。
しかし、先ほど確認したように、2026年10月期の純利益には一時的な税効果が含まれています。
そのため、
PER7倍台だから下値は安全
と考えるのは危険です。
翌期に利益が正常化すれば、PERは自然に上昇します。
私は現在のパーク24を、
「PER7倍の超割安株」
ではなく、
実力PER12倍前後の成長株
くらいに考えています。
一番重要なのは「カーシェア投資が利益につながるか」
結局、私が今後最も確認したいのはここです。
タイムズカーは今後も、
- 車両
- 拠点
- 会員
を増やしていくでしょう。
しかし、その投資が利益につながらなければ意味がありません。
今後、
車両1台当たりの利用料が改善し、営業利益率も上昇する
のであれば、私はパーク24の評価をさらに上げます。
逆に、
車両台数は増える
↓
会員数も増える
↓
しかし利益は増えない
という状態が続けば、現在の成長戦略には疑問を持つ必要があります。
パーク24は、コロナという大きな危機を乗り越え、再び成長路線に戻っています。
しかし、
「完全に安心できる会社」ではなく、「成長性とリスクの両方を確認しながら持つ会社」
というのが、現時点での私の印象です。
では最後に、
「結局パーク24は今買いなのか?長期保有はありなのか?」
について、私なりの結論をまとめます。
パーク24は今買いか?長期保有はありか?私の判断
ここまでパーク24について、
- 2018年以降の業績推移
- コロナ禍での大幅悪化
- その後の業績回復
- 株主優待・配当の復活
- タイムズカーの成長
- 海外事業の整理
- 現在の株価水準
- 今後のリスク
を確認してきました。
では結局、
「パーク24は今買いなのか?」
「長期保有してもよい銘柄なのか?」
について、私なりの考えをまとめます。
私は「100株からなら買いを検討できる」と考える
結論としては、
現在の株価水準でも、まず100株からなら買いを検討してよい銘柄
だと考えています。
理由は、単純にPERが低いからではありません。
私が評価しているのは、
- コロナ前を上回る業績水準まで回復している
- 国内駐車場ネットワークが強い
- タイムズカー会員が400万人を超えている
- カーシェア市場に今後も成長余地がある
- 不採算だった海外事業を整理している
- 配当と株主優待が復活している
という点です。
特に、
タイムズパーキングとタイムズカーを両方持っていること
は大きな強みだと思います。
駐車場ネットワークをすでに持っているため、カーシェアの貸出拠点を増やしやすく、新規参入企業が同じ規模のネットワークを一から作るのは簡単ではありません。
ただし「PER7倍だから買い」ではない
一方で、現在表示されているPERだけを見て、
「これはかなり割安だから大量に買おう」
という判断はしません。
2026年10月期の純利益には一時的な税効果が含まれているため、表面PERは実力以上に低く見えています。
私は翌期以降の利益水準も考え、
実力PERはおおむね12倍前後
くらいで見る方が安全だと思っています。
そう考えると、
現在の株価は激安ではないが、成長性を考えれば高すぎもしない
という評価です。
私なら現在は100株から
これから初めてパーク24を購入するのであれば、
まず100株から
で十分だと思います。
現在の株価で購入し、
- 配当を受け取る
- 株主優待を利用する
- タイムズカーの成長を確認する
- 次の決算を見る
という形です。
その後、
車両1台当たりの利用料が改善
してくれば、買い増しを検討します。
逆に、
会員数や車両台数は増えているのに利益が伸びないのであれば、追加購入は見送ります。
1,600~1,700円台ならさらに買いやすい
私が特に魅力を感じるのは、
1,600~1,700円台
です。
例えば1,700円なら、年間配当65円として配当利回りは約3.8%。
実力EPSを約160円台と考えれば、PERも10倍台前半まで下がります。
1,650円前後なら、私が普段重視しているPER10倍前後にかなり近づきます。
この価格帯まで下がれば、
長期成長が期待できるモビリティ企業を、配当利回り4%近い水準で買える
ことになるため、私はかなり検討しやすくなります。
長期保有は「あり」
そして、
長期保有はありか?
については、私は「あり」だと考えています。
むしろパーク24は、
短期で株価の上昇を狙うより、
配当を受け取りながらタイムズカーの成長を数年間見守る
という投資の方が合っていると思います。
今後、
- カーシェア市場がさらに拡大
- タイムズカーの利用率改善
- 営業利益の増加
- 自己資本比率の改善
- 増配
が続けば、現在より企業価値が高く評価される可能性があります。
私が長期保有をやめる条件
一方で、長期保有だからといって何があっても持ち続けるわけではありません。
私なら、次のような状況になれば投資判断を見直します。
① タイムズカーの1台当たり利用料が改善しない
車両を増やしても利益が出ないのであれば、成長戦略そのものを疑います。
② 営業利益が伸びなくなる
売上だけ増えて利益が増えない状態が続けば評価を下げます。
③ 財務改善が止まる
自己資本比率30%台は、私としてはまだ安心できる水準ではありません。
④ 海外で再び大きな損失を出す
整理した海外事業で、再び無理な拡大投資を始めるようなら注意します。
私の最終評価
現在のパーク24について、私の評価をまとめると、
現在1,900円台:100株なら買いを検討
1,600~1,700円台:かなり買いやすい
大量購入:まだしない
長期保有:あり
です。
私はパーク24を、
「コロナから回復したから買う銘柄」
とは考えていません。
今後の投資理由は、
全国の駐車場ネットワークを活用し、タイムズカーをどこまで高収益なモビリティ事業へ育てられるか
にあります。
コロナ禍という大きな危機を乗り越え、業績・財務・株主還元が正常化しつつある今、
パーク24は、
「復活銘柄」から「成長銘柄」へ移れるかどうかを見る段階
に入っているのではないでしょうか。
私は、まず100株から長期で付き合いながら、その成長を確認していきたい銘柄だと考えています。
まとめ|パーク24は「復活後の成長」を長期で見たい銘柄
今回は、パーク24(4666)について、2018年まで遡って業績やIRを確認し、
- コロナ禍での業績悪化
- その後の回復
- 株主優待と配当の復活
- タイムズカーの成長
- 海外事業の整理
- 現在の株価水準
- 今後のリスク
を見てきました。
最後に、もう一度ポイントを整理します。
パーク24の良いところ
私が評価しているのは、
- コロナ前を上回る業績水準まで回復
- タイムズパーキングの全国ネットワークを保有
- タイムズカーの会員数が400万人超
- カーシェア市場に今後も成長余地
- 不採算だった海外事業を整理
- 配当と株主優待が復活
- 株主還元を再び行える財務状態まで回復しつつある
という点です。
特に、
駐車場とカーシェアの両方を持つ事業基盤
は、パーク24の大きな強みだと考えています。
一方で気になるところもある
良い材料だけではありません。
- 自己資本比率は30%台前半
- 表面PERは一時的な利益で低く見えている
- タイムズカーは1台当たり利用料が重要
- 車両を増やしても稼働率が上がらなければ利益が伸びない
- 金利上昇の影響
- 海外事業で再び損失を出す可能性
- 株主優待の内容は将来変更される可能性
などは注意したいところです。
そのため、
「コロナから復活したから安心」
と考えるのではなく、今後の利益成長を確認しながら保有する必要があります。
こんな人には向いていると思う
パーク24は、
- 短期売買より長期保有を考えている
- 配当を受け取りながら成長を待ちたい
- カーシェア市場の成長に期待している
- タイムズカーのネットワークに強みを感じる
- 多少の財務リスクを許容できる
という方には比較的向いている銘柄だと思います。
逆に、
- 自己資本比率50%以上を絶対条件にしたい
- PBR1倍以下でなければ買いたくない
- とにかく高配当だけを重視したい
- 短期間で大きな値上がりを狙いたい
という方には、あまり向いていないかもしれません。
私ならまず100株から
これから初めてパーク24を購入するのであれば、
私はまず100株から
でよいと思います。
現在の1,900円台でも、長期保有前提なら高すぎるとは感じません。
ただし、私は大量に買う水準とも考えていません。
もし1,600~1,700円台まで下がれば、実力PERや配当利回りを考えて、さらに買いやすくなると考えています。
長期保有で確認したいこと
今後、特に確認したいのは、
- タイムズカーの1台当たり利用料
- カーシェア事業の利益率
- 営業利益の成長
- 自己資本比率の改善
- 増配
- 海外事業が安定して黒字を維持できるか
です。
このあたりが改善していけば、長期保有する魅力はさらに高まると思います。
私の現在の評価
私自身の結論は、
「現在は100株からなら買いを検討。長期保有もあり。ただし大量購入はまだしない」
です。
パーク24は、
コロナから回復した会社
というだけではありません。
今後は、
全国の駐車場ネットワークを使って、タイムズカーをどこまで高収益な事業に育てられるか
が最大のポイントだと思います。
今は、
「復活した会社を買う」のではなく、「復活後にさらに成長できるかを見る」
段階です。
配当と株主優待を受け取りながら、タイムズカーの成長を数年単位で見守る。
そんな投資が合う銘柄だと私は考えています。
※本記事は個人的な投資判断をまとめたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。







