株主優待で人気のイオン(8267)

普段の買い物でキャッシュバックが受けられると聞くと、ちょっと魅力的に感じませんか?

実は私、この制度がすごく気に入って2014年から約12年間イオン株を保有しています。

現在の保有株数は300株。株式分割を考慮した取得単価は388円。

毎月の買い物は約6万円。オーナーズカードを使って3%のキャッシュバックを受けています。

日常の買い物でお金が戻ってくる。これが長年保有してきた理由の一つですね。

でも、ここで気になることがあるんですよ。

12年前に購入してよかったイオン株。果たして、今から購入してもお得なのでしょうか?

当時と今では株価も違います。優待が魅力的だからといって、簡単に購入を決めてよいものではありません。

今回は、私が約12年間保有してきた実体験を振り返りながら、株主優待の実際のメリットを検証。

さらに、最新の業績・財務・配当・株価も確認し、今から300株購入する価値があるのか、私なりの投資判断をまとめてみました。

 

① 私がイオン株を2014年に購入した理由|12年間保有した実体験

購入の決め手は、普段の買い物で使える株主優待

私がイオン株を購入したのは2014年。

当時、魅力を感じたのがオーナーズカードのキャッシュバック制度でした。

普段から食料品や日用品をイオンで購入していたので、買い物をするだけで3%も戻ってくる。

これって、結構大きいと思いませんか?

しかも、特別な商品を購入する必要はありません。

普段の生活で必要なものを買うだけ。

私は、この仕組みがすごく気に入ったんです。

さらに、当時の購入資金は約12万円。

仮に株価が大きく下がったとしても、自分にとって許容できる投資金額でした。

そこで、株価の値上がりだけを期待するのではなく、毎日の買い物で優待を活用しながら長期保有しようと考え、購入を決めました。

当時の購入価格は約12万円、現在は300株を保有

現在の保有状況を整理してみましょう。

項目私の保有状況
購入時期2014年
保有期間約12年間
現在の保有株数300株
株式分割調整後の取得単価388円
取得金額116,400円
オーナーズカード還元率3%

※取得金額は300株×388円で計算。売買手数料は含めていません。

ここで一つ補足です。

イオンは2025年9月1日に、1株を3株にする株式分割を実施しました。

そのため、分割前の100株は、分割後の300株に相当します。

私の取得単価388円も分割後の数字。

分割前の株価に換算すると1,164円ですね。

株式分割によって株数は3倍になりましたが、株式分割そのもので投資した金額が増えたわけではありません。

そして現在も、300株保有で3%のキャッシュバックを受けています。

約12年間、売却せずに保有してきた理由

では、なぜこれほど長く保有しているのでしょうか?

理由はとてもシンプル。

株主優待を普段の生活で使い続けられるからです。

株主優待には、お食事券や商品券、自社製品など、いろいろな種類がありますよね。

でも、せっかく優待をもらっても、利用する機会がなければ意味がありません。

その点、イオンのオーナーズカードは違います。

食料品や日用品など、普段から購入するものがキャッシュバックの対象。

無理に買い物を増やす必要がないんです。

私は現在も毎月約6万円、イオンで買い物をしています。

この金額に3%のキャッシュバックが適用されると、いくら戻ってくるのでしょうか?

そして、12年前に約12万円で購入したイオン株。

現在の買い物金額を基準にすると、何年間で当初の投資金額に相当するキャッシュバックを受け取れる計算になるのか。

次は、この点を具体的な数字で検証してみましょう。

 

② イオン株主優待はどれくらいお得?年間キャッシュバックを計算

毎月6万円の買い物で、年間21,600円のキャッシュバック!

私が現在イオンで買い物をする金額は、毎月約6万円。

300株保有しているので、オーナーズカードの還元率は3%です。

では、年間でどれくらい戻ってくるのでしょうか?

計算してみましょう。

項目金額
毎月の買い物金額60,000円
年間の買い物金額720,000円
キャッシュバック率3%
1か月当たりの還元額1,800円
半年間の還元額10,800円
年間の還元額21,600円

※毎月6万円すべてがキャッシュバック対象になると仮定した試算です。

年間21,600円!

どうでしょう?結構大きいと思いませんか?

しかも、普段の食料品や日用品を購入するだけ。

特別な商品を買う必要もありません。

私がこの優待を気に入っている理由は、まさにここなんです。

ただし、実際の還元額は、対象外の商品や割引などによって変わります。

毎月6万円の買い物をしているからといって、必ず年間21,600円が戻ってくるわけではありません。

12年前の取得金額と比較すると、どうなる?

ここで、私がイオン株を購入した2014年に戻ってみましょう。

当時の取得金額は、株式分割を調整すると116,400円。

現在の年間キャッシュバック見込みは21,600円です。

この条件が続いた場合、キャッシュバックの累計額はどうなるのでしょうか?

利用期間キャッシュバック累計額
1年間21,600円
3年間64,800円
5年間108,000円
6年間129,600円
10年間216,000円
12年間259,200円

※現在の買い物金額と還元率が、各期間ずっと変わらなかったと仮定した試算です。実際の過去の受取額ではありません。

12年間なら259,200円!

取得金額116,400円の2倍以上になる計算ですね。

また、現在のペースなら、約5年5か月で当初の取得金額に相当するキャッシュバックを受け取る計算になります。

ただし、ここは誤解しないでください。

私が過去12年間、毎月同じ金額を買い物していたわけではありません。

今回の数字は、あくまでも現在の買い物金額を使ったシミュレーションです。

それに、キャッシュバックで取得金額相当を受け取ったからといって、投資の元本が保証されるわけでもありません。

株価が下落すれば、当然、投資損失が発生する可能性があります。

それでも、日々の生活で優待を活用しながら長期保有できる。

私は、ここにイオン株の大きな魅力を感じています。

お客さま感謝デーの5%割引とも併用できる!

イオンの魅力は3%のキャッシュバックだけではありません。

毎月20日と30日に実施されている「お客さま感謝デー」

対象商品が5%割引になる制度ですね。

実は、この5%割引とオーナーズカードの3%キャッシュバックは併用できるんです。

では、両方使えば8%お得になるのでしょうか?

ここは少し違います。

例えば、通常価格10,000円の商品をお客さま感謝デーに購入した場合。

項目金額
通常価格10,000円
お客さま感謝デー5%割引▲500円
割引後の支払金額9,500円
オーナーズカード3%還元285円
合計のお得額785円

※すべて割引・還元対象の商品として計算。

5%割引後の9,500円に、3%のキャッシュバックが適用される仕組みです。

つまり、通常価格に対する実質的なお得額は7.85%。

8%ではありませんが、それでも十分に魅力的ですね!

ただし、ここで一つ注意したいことがあります。

お客さま感謝デーの5%割引は、イオンカードやWAONなどの対象サービスを利用すれば、株主でなくても受けられます。

そのため、5%割引の全額を「イオン株を保有しているから得られる利益」と考えるのは適切ではありません。

株主だからこそ受けられる追加のメリットは、割引後の買い物金額に対する3%還元。

私はここを分けて考えたいですね。

キャッシュバックには上限や対象外商品もある

ここまで魅力を紹介しましたが、気をつけたい点もあります。

まず、キャッシュバックの対象となる買い物金額は、本人カードと家族カードを合わせて半年間100万円まで。

300株保有なら、半年間の最大還元額は30,000円です。

年間では最大60,000円の計算になりますね。

私の場合、毎月6万円なら半年で36万円。

現在の買い物ペースでは、この上限を気にする必要はありません。

また、次のような点にも注意が必要です。

  • たばこ、切手、商品券など、一部の商品は還元対象外。
  • 他社発行のクレジットカードなど、支払い方法によっては対象外。
  • 原則として、会計前にオーナーズカードの登録・提示が必要。
  • 還元額は半年ごとにまとめて受け取る仕組み。

特に注意したいのが支払い方法ですね。

せっかくオーナーズカードを持っていても、対象外の方法で支払えばキャッシュバックされません。

私は、こうした利用条件まで確認して初めて、株主優待の本当の価値が分かると思っています。

私が12年間保有して感じた、イオン優待の本当の魅力

株主優待の利回りだけを見ると、もっと高い銘柄はいくらでもあります。

QUOカードやデジタルギフトをもらえる企業もありますよね。

でも、私にとってイオンの優待は少し違います。

普段の生活の中で、無理なく使い続けられるんです。

毎月必要な買い物をして、その一部が半年ごとに戻ってくる。

これを約12年間続けられることに、大きな価値を感じています。

ただし、ここで一つ考えておきたいことがあります。

私が満足しているのは、2014年に約12万円で購入できたからではないでしょうか?

現在の株価で300株を購入する場合、必要な資金は当時とは大きく違います。

そうなると、年間21,600円のキャッシュバックだけで十分な投資メリットがあるのか、改めて考える必要がありますね。

次は、現在の株価で300株を購入した場合の優待利回りと配当利回りを確認してみましょう。

 

③ 今からイオン株を300株買う価値はある?配当・優待利回りを検証

現在の株価で300株購入すると、必要資金は約35万円

私がイオン株を購入した2014年、取得金額は116,400円でした。

では、今から同じ300株を購入すると、いくら必要なのでしょうか?

2026年10月23日の終値1,181円で計算してみましょう。

項目2014年購入現在購入
取得単価(分割調整後)388円1,181円
株数300株300株
必要資金116,400円354,300円
キャッシュバック率現在3%3%

※2014年の取得単価は株式分割後に調整した数字。売買手数料は考慮していません。

現在の必要資金は354,300円。

私の取得金額と比べると、約3.04倍です。

差額は237,900円!

12年前に購入した私にとっては、随分と株価が上がったものですね。

もちろん、長期保有してきた結果として、これはうれしいことです。

でも、今から購入する人にとってはどうでしょうか?

同じ3%のキャッシュバックを受けるために、当時の約3倍のお金が必要になるわけです。

ここは、今回の投資判断でしっかり考えたいところですね。

年間配当は4,500円!配当利回りは約1.27%

次は配当です。

イオンの2027年2月期の年間配当予想は、1株15円。

300株保有している場合、年間配当はいくらになるのでしょうか?

項目金額・利回り
年間配当予想15円/株
保有株数300株
年間配当金4,500円
必要資金354,300円
配当利回り約1.27%

※配当金は税引前。2026年10月23日の終値で計算しています。

配当利回りは約1.27%。

正直なところ、配当目的で購入するには物足りない数字ですね。

私は普段、配当利回り3%以上を一つの目安にしています。

その基準から考えると、イオンは大きく下回ります。

ちなみに今回の年間15円には、1円の記念配当が含まれています。

通常配当は年間14円ですから、来期以降も15円が続くと決まっているわけではありません。

やはり、イオン株の魅力は配当よりも株主優待にあると考えた方がよさそうですね。

配当と優待を合わせた総合利回りは約7.37%!

ここで、②で計算した年間キャッシュバック21,600円を使ってみましょう。

毎月6万円の買い物を続け、300株の3%還元を受けた場合です。

項目年間金額利回り
株主優待キャッシュバック21,600円約6.10%
配当金4,500円約1.27%
合計26,100円約7.37%

※年間72万円の買い物がすべて優待対象となり、現在の還元率と予想配当が続くと仮定した試算です。配当課税などは考慮していません。

総合利回りは約7.37%!

どうでしょう?なかなか魅力的な数字だと思いませんか?

私が普段目安としている総合利回り4%を、大きく上回っています。

ただし、ここが重要です。

この7.37%は、誰が購入しても受け取れる利回りではありません。

毎月6万円の買い物をすることが前提なんです。

イオンをほとんど利用しない人なら、優待の価値は当然小さくなります。

配当と違って、買い物をしなければキャッシュバックは発生しません。

つまり、イオンの株主優待は、その人の生活スタイルによって投資価値が大きく変わるということですね。

なお、新規購入した場合はオーナーズカードが届いてから利用開始となるため、最初の1年間はこの試算どおりの還元額にならない可能性があります。

実は100株でも、総合利回りは同じになる?

ここでもう一つ、気になることがあります。

イオンの株主優待は、2025年の株式分割後、100株から受けられるようになりました。

現在は100株で1%、200株で2%、300株で3%のキャッシュバックです。

それなら、最初から300株買う必要があるのでしょうか?

毎月6万円の買い物をする人を想定して、比較してみましょう。

保有株数必要資金年間還元額年間配当総合利回り
100株118,100円7,200円1,500円約7.37%
200株236,200円14,400円3,000円約7.37%
300株354,300円21,600円4,500円約7.37%

※株価1,181円、年間買い物金額72万円、年間配当15円で試算。

面白い結果になりましたね!

実は、100株でも200株でも300株でも、今回の条件なら総合利回りは同じなんです。

株数が増えればキャッシュバック額は増えますが、必要な投資資金も同じ割合で増えるためですね。

つまり、利回りだけで考えるなら、無理に300株を購入する必要はありません。

まずは100株から始めるという選択肢もあるわけです。

ただし、年間で受け取れる金額には大きな違いがあります。

100株なら8,700円、300株なら26,100円。

年間17,400円の差です。

この差を得るために、追加で236,200円を投資する価値があるのか。

ここは、買い物の頻度や投資資金によって判断が変わりそうですね。

私の取得金額なら、現在の総合利回りは約22.42%!

ここで、再び私自身の保有株に話を戻しましょう。

2014年の取得金額は116,400円。

現在の買い物金額を使った年間キャッシュバック見込みは21,600円。

さらに、年間配当予想4,500円を加えると26,100円です。

この金額を、私の取得金額で割るとどうなるのでしょうか?

26,100円 ÷ 116,400円 × 100 = 約22.42%

なんと、約22%!

もちろん、これは現在の年間想定メリットを12年前の取得金額で割った数字です。

過去12年間、毎年22%の利益を受け取っていたという意味ではありません。

また、現在の株価を基準とした利回りとも違います。

それでも、取得金額に対してこれだけの優待と配当を期待できることは、長期保有してきた私にとって大きな魅力ですね。

一方、今から購入する場合の総合利回りは約7.37%。

昔から保有している私と、今から購入する人では、同じ株主優待でも見え方がかなり違うんです。

今回の記事で、私が特に伝えたいのはこの点ですね。

株価が10%下落したら、年間の優待と配当では補えない

ここまで見ると、イオン株はとても魅力的に感じるかもしれません。

でも、株式投資ですから株価の下落リスクも考えておきたいところ。

例えば、現在の株価1,181円で300株購入した場合。

その後、株価が10%下落したらどうなるのでしょうか?

項目金額
300株の購入金額354,300円
株価10%下落による評価損▲35,430円
年間キャッシュバック見込み+21,600円
年間配当予想+4,500円
優待・配当の合計+26,100円
差引き▲9,330円

※税金・手数料を考慮しない単純な比較。キャッシュバックと配当は1年間の想定額です。

株価が10%下落するだけで、年間のキャッシュバックと配当を上回る評価損が発生します。

ここは忘れてはいけませんね。

もちろん、株価が下落しても保有し続ければ、翌年以降も優待を受け取れる可能性はあります。

しかし、優待制度が今後も同じ条件で続く保証はありませんし、株価が回復するとも限りません。

総合利回り7%超だから安全、というわけではないんです。

私は、長期保有するつもりであっても、購入する株価には十分注意したいと思います。

私の判断|優待は魅力的。でも、今から購入するなら別の評価が必要

ここまで計算してみると、イオンの株主優待はやはり魅力的ですね。

毎月6万円の買い物をする人なら、300株で年間21,600円のキャッシュバックが期待できます。

配当を合わせると年間26,100円。

現在の株価でも、総合利回りは約7.37%です。

ただし、私はこの数字だけで購入を決めるつもりはありません。

なぜなら、今から300株購入するには約35万円が必要だからです。

私が12年前に購入した約12万円とは、投資金額が大きく違います。

そして、株式投資では優待だけでなく、企業の業績や財務、株価の割安性も重要ですね。

イオンの株主優待はお得。でも、イオン株そのものが現在の株価で割安なのかは別の話。

私はここを分けて考えたいと思います。

それでは次に、イオンの最新決算を確認してみましょう。

年間12兆円規模の売上を見込む巨大企業ですが、実際にどれくらい利益を稼いでいるのでしょうか?

そして、財務は健全なのか。

ここからは、株主優待ではなく企業そのものの投資価値を検証していきます。

 

④ イオンの最新決算を検証|売上好調でも、財務には気になる数字が!

最新決算は営業収益5兆9,041億円!営業利益も10.7%増

それでは、イオンの業績を確認してみましょう。

2026年10月13日に発表された、2027年2月期第2四半期(2026年3月~8月)の決算です。

まずは数字をご覧ください。

項目実績前年同期比
営業収益5兆9,041億円+13.8%
営業利益1,307億円+10.7%
経常利益1,082億円+1.7%
中間純利益133億円+229.1%
営業利益率約2.21%前年約2.28%

※中間純利益は親会社株主に帰属する利益。金額は億円未満を切り捨てて表示しています。

営業収益は約5兆9,000億円。

しかも、前年同期から13.8%も増えています。

営業利益も10.7%増加し、営業収益とともに中間期として過去最高を更新。

これだけを見ると、なかなか好調ですね!

でも、ここで気になる数字がありませんか?

営業利益率は約2.21%しかないんです。

5兆9,000億円もの営業収益があっても、営業利益として残るのは約1,300億円。

売上規模の大きさに対して、利益率は決して高くありません。

もちろん、食品スーパーはもともと利益率が低くなりやすい業態です。

ただし、前年の営業利益率約2.28%からも少し低下しています。

売上が伸びているから安心、とは言い切れないところですね。

利益を稼いでいるのは、実はスーパー以外の事業!

ここで、イオンの事業別決算を確認してみました。

イオンと聞くと、総合スーパーや食品スーパーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

私も普段の買い物でイオンを利用していますから、どうしてもスーパーの印象が強いですね。

でも、実際の利益構造を見ると、少し違った姿が見えてきます。

主な事業営業利益前年同期比
ヘルス&ウエルネス+596億円+162.9%
ディベロッパー・エンターテイメント+542億円+32.3%
総合金融+260億円▲3.3%
国際+56億円+15.0%
GMS(総合スーパー)▲126億円赤字拡大
スーパーマーケット▲1億円赤字転落
ディスカウントストア+4億円▲87.7%

※会社の決算説明資料に基づき、億円未満を切り捨てて表示。セグメント間の取引や連結調整があるため、各事業の利益を単純合計しても連結営業利益とは一致しません。

どうでしょう?

意外ではありませんか?

私たちが普段利用している総合スーパー事業は、126億円の営業赤字なんです。

食品スーパー事業も、わずかですが赤字。

一方、大きく利益を稼いでいるのは、ドラッグストア関連やショッピングモールなどの事業です。

つまり、グループ全体が増益だからといって、すべての事業が好調というわけではありません。

私は、この違いをしっかり理解しておきたいと思いました。

ツルハHDの連結化で増収増益!ただし中身も確認したい

今回、特に利益が大きく伸びたのがヘルス&ウエルネス事業。

営業利益は596億円で、前年同期比162.9%増!

ものすごい伸びですね。

背景にあるのが、ツルハホールディングスの連結子会社化です。

ツルハグループとウエルシアグループの経営統合によって、イオングループのドラッグストア事業は大きく拡大しています。

ただし、この162.9%増という数字をそのまま既存事業の成長率と考えるのは違います。

会社の説明資料では、ツルハグループを除いて同じ規模で比較した参考数値も公表されています。

こちらを見ると、営業収益は3.6%増、営業利益は30.0%増。

ツルハHDの連結化による規模拡大だけでなく、収益性の改善も進んでいることが分かりますね。

また、ショッピングモールやエンターテイメント事業も営業利益が32.3%増加。

こちらも評価できる内容です。

一方、スーパー事業の不振を、こうした成長事業が補っている構図も見えてきました。

今後はドラッグストアやモール事業が、どこまで利益を伸ばせるのか。

そして、赤字のスーパー事業を立て直せるのか。

この両方を確認したいところですね。

中間純利益は約3.3倍!でも株主に残る利益は少ない?

もう一つ、気になる数字があります。

今回の中間純利益は133億円で、前年同期比229.1%増。

約3.3倍になりました。

これだけを見ると、大幅増益ですね!

でも、営業収益約5兆9,000億円に対して、親会社株主に帰属する純利益は133億円です。

割合にすると、わずか約0.23%。

なぜ、これほど少ないのでしょうか?

理由の一つが、イオンのグループ構造です。

イオンには、ツルハHDやイオンフィナンシャルサービスなど、多くの子会社があります。

子会社の利益は連結決算に取り込まれますが、その子会社の株式をイオン以外の株主も保有していれば、利益のすべてがイオン本体の株主に帰属するわけではありません。

実際、今回の中間決算では次のようになっています。

項目金額
グループ全体の中間純利益約472億円
親会社株主に帰属する中間純利益約133億円
非支配株主に帰属する利益約339億円

※決算短信の連結損益計算書に基づく概数です。

グループ全体で稼いだ利益のうち、イオン本体の株主に帰属する部分は約133億円なんですね。

もちろん、子会社を多く持つ企業では珍しいことではありません。

ただ、イオン株を購入する私たちにとって大切なのは、グループ全体の利益だけでなく、最終的に親会社株主に残る利益です。

企業規模の大きさだけで投資判断をしてはいけないと、改めて感じました。

自己資本比率は7.9%!財務は危険なのか?

次に財務を確認しましょう。

私が長期保有する企業を選ぶ際、自己資本比率50%以上を一つの目安にしています。

では、イオンはどうでしょうか?

項目2026年8月末
総資産約15兆4,353億円
純資産約2兆2,011億円
自己資本約1兆2,193億円
自己資本比率7.9%
金融事業を除く自己資本比率14.3%
現金及び預金約9,765億円

※自己資本は純資産から非支配株主持分などを除いた金額です。金融事業を除く数値は、会社が公表している参考数値です。

自己資本比率は7.9%!

私の基準としている50%を、大幅に下回っています。

これは気になるところですね。

ただし、ここで注意。

イオンを一般的な小売企業と同じ自己資本比率の基準で評価するのは、適切ではありません。

なぜなら、イオングループには銀行事業があるからです。

銀行は預金を預かり、それを貸出金などで運用します。

そのため、一般的な製造業や小売業とは、貸借対照表の構造が大きく違います。

実際、イオンの決算には銀行業における預金が約5兆4,308億円計上されています。

この預金は会計上、負債として扱われます。

そこで会社は、総合金融事業を除いた参考数値も公表しています。

その場合の自己資本比率は14.3%。

7.9%よりは高くなりますが、それでも私の目安からは大きく離れています。

ただ、金融事業を除いた数字も、一般の小売企業と完全に同じ条件で比較できるわけではありません。

私は自己資本比率が低いという理由だけで、すぐに危険な企業と判断するつもりはありません。

一方で、財務を安心材料として積極的に評価できる水準でもないと考えています。

営業キャッシュフローが2,625億円のマイナス!

ここで、私が今回特に気になったのがキャッシュフローです。

利益が出ていても、現金が十分に回っていなければ安心できません。

最新決算の数字を見てみましょう。

項目前年同期今期中間
営業キャッシュフロー+8,162億円▲2,625億円
投資キャッシュフロー▲6,219億円▲3,675億円
営業CF+投資CF+1,943億円▲6,300億円

※決算短信の数値を億円単位に換算。端数処理により合計に若干の差が生じる場合があります。

前年は営業キャッシュフローが8,000億円以上のプラス。

ところが、今回は2,625億円のマイナスです。

ずいぶん大きな変化ですね!

ただし、ここも数字だけで判断するのは危険です。

イオンは銀行事業を持っていますので、銀行の貸出金や預金の増減が営業キャッシュフローに大きく影響します。

今回の決算では、銀行業の貸出金増加や預金減少に加え、仕入債務の減少などがキャッシュフローを押し下げています。

つまり、営業キャッシュフローがマイナスだからといって、そのすべてがスーパー事業の資金不足を意味するわけではありません。

また、金融事業を含む連結キャッシュフローの合計を、そのまま通常の小売企業のフリーキャッシュフローと比較することも避けたいところです。

それでも、私はこの大幅なマイナスを無視できません。

今後、金融事業の資金の動きが落ち着いたときに、営業キャッシュフローがどこまで改善するのか。

ここは次の決算でも確認したいですね。

通期営業利益3,400億円を達成できるのか?

最後に、今期の業績予想を確認します。

イオンは2027年2月期の通期予想を据え置いています。

項目通期予想前期比
営業収益12兆円+12.0%
営業利益3,400億円+25.7%
経常利益2,900億円+19.3%
当期純利益730億円+0.4%

※当期純利益は親会社株主に帰属する利益です。

営業収益12兆円!

改めて見ると、本当に大きな企業ですね。

ただし、注目したいのは営業利益です。

通期予想は3,400億円。

中間期の実績は1,307億円ですから、進捗率は約38.5%。

ということは、下期に残り約2,093億円を稼ぐ必要があります。

上期よりも大幅に利益を増やさなければ、計画に届きません。

もちろん、小売業には季節要因がありますので、上期の進捗率だけで未達と判断することはできません。

ただ、今回の決算ではスーパー事業が苦戦しています。

会社は下期に向けて、価格政策の見直しや生鮮・惣菜の競争力強化などを進める方針です。

こうした取り組みによって、スーパー事業の利益をどこまで改善できるのか。

私は、今期の業績を判断するうえで、ここが重要になると考えています。

私の判断|企業規模は魅力。でも、利益率と財務は慎重に見たい

今回の決算を確認して、イオンに対する評価は少し複雑になりました。

まず、営業収益5兆9,000億円、営業利益1,307億円という数字は評価できます。

ドラッグストアやショッピングモール事業も成長しています。

一方、私が普段利用している総合スーパー事業は126億円の赤字。

営業利益率は約2.21%にとどまり、営業キャッシュフローも大幅なマイナスです。

もちろん、銀行事業を持つイオンを、一般的な小売企業と同じ基準だけで判断するわけにはいきません。

それでも、私は今回の決算を見て、財務が非常に健全な企業だとは評価できませんでした。

では、株を売却するのか?

私は約12年前に取得した株を保有しており、現在も株主優待を十分に活用しています。

そのため、既存株の保有を続けるかという判断と、今から新たに35万円を投資するかという判断は分けて考えたいですね。

特に新規購入では、優待の魅力だけでなく、現在の株価が企業の利益に見合っているのかが重要です。

次はPER・PBRなどの株価指標も確認しながら、今からイオン株を購入してよい価格なのか、さらに検証していきたいと思います。

 

⑤ イオン株は今が買い時?PER・PBRと過去の株価を検証

株価は高値から約60%下落!それでも割安ではない?

ここまでイオンの業績や財務を確認してきました。

では、現在の株価はどうなのでしょうか?

2026年10月23日の終値は1,181円。

実はこの株価、2025年11月の高値と比べると大きく下落しているんです。

項目株価
2025年11月25日の高値2,920円
2026年1月5日の高値2,542円
2026年10月14日の安値1,101円
2026年10月23日の終値1,181円

※株価は2025年9月の1対3の株式分割後の数値です。

2025年11月の高値2,920円から、現在の1,181円まで約60%の下落。

どうでしょう?

これだけ株価が下がると、そろそろ買ってもいいのでは?と思いませんか?

私も、株価の下落は投資を検討するきっかけになります。

でも、ここで忘れてはいけないことがあります。

株価が大きく下がったからといって、その銘柄が割安になったとは限らないんです。

そこで、PERとPBRを確認してみましょう。

予想PER44.8倍、PBR2.68倍!決して安くない

2026年10月23日の株価を基準に、現在の株価指標を整理しました。

項目数値
株価1,181円
会社予想EPS26.38円
予想PER約44.8倍
BPS(1株純資産)440.50円
PBR約2.68倍
予想配当利回り約1.27%

PERとは、株価が1株当たり利益の何倍まで買われているかを示す指標です。

私が割安株を探す際の目安は10倍前後。

それに対して、イオンは44.8倍!

かなり高い数字ですね。

PBRも2.68倍。

こちらも私が目安としている1倍前後を大きく上回っています。

もちろん、イオンほど規模が大きく、さまざまな事業を展開する企業をPER10倍だけで判断するつもりはありません。

株主優待の人気やブランド力、ドラッグストア事業などの成長期待も株価に反映されているのでしょう。

ただし、私は現在の利益に対して44.8倍の株価を支払うことには慎重です。

なぜなら、将来の成長が期待どおりに進まなければ、株価の評価がさらに下がる可能性もあるからです。

高値から約60%下落していても、利益水準から見ればまだ安くない。

これが今回、私が最も気になった点ですね。

10月の決算発表後に急落した理由は?

では、なぜここまで株価が下落したのでしょうか?

株価にはさまざまな要因が影響しますので、過去の下落すべてを一つの理由で説明することはできません。

ただし、直近の10月14日の下落については、前日に発表された決算が大きく影響したと考えられます。

④では中間期の営業利益が10.7%増加していることを確認しました。

一見すると好調ですよね。

でも、直近3か月だけを取り出すと、少し違う数字が見えてきます。

項目2026年6~8月期
営業収益約2兆9,622億円
営業利益約555億円
営業利益の前年同期比▲10.2%
親会社株主に帰属する純損益約4億88百万円の赤字

上期累計では増益。

ところが、直近の6~8月期は営業減益なんです。

しかも、営業利益は市場予想を下回りました。

決算発表翌日の10月14日、株価は一時1,101円まで下落。

年初来安値を更新しています。

なるほど。株価が大きく下がった背景には、こうした業績への懸念もあったわけですね。

ただし、会社は通期営業利益3,400億円の予想を据え置き。

つまり、これからの下期にどれだけ利益を回復できるかが重要になります。

私は、現在の株価だけを見て購入するよりも、スーパー事業の立て直しと下期の利益を確認したいところです。

株価1,000円まで下がれば買いなのか?

ここからは、もう少し具体的に考えてみましょう。

現在の株価は1,181円。

では、1,100円、1,000円、900円まで下がった場合、株価指標はどう変わるのでしょうか?

会社予想EPS26.38円とBPS440.50円が変わらないと仮定して計算してみました。

株価予想PERPBR
1,181円44.8倍2.68倍
1,100円41.7倍2.50倍
1,000円37.9倍2.27倍
900円34.1倍2.04倍

株価が1,000円まで下がっても、PERは約38倍。

900円でも約34倍です。

やはり、一般的な割安株とは違いますね。

では、優待を含めた総合利回りはどうでしょうか?

毎月6万円の買い物をする人が300株を保有する場合で比較してみます。

株価300株の必要資金総合利回り
1,181円354,300円7.37%
1,100円330,000円7.91%
1,000円300,000円8.70%
900円270,000円9.67%

※年間21,600円のキャッシュバックと年間配当4,500円を前提とした試算。税金・手数料は考慮していません。

株価1,000円なら総合利回り8.70%。

900円なら9.67%!

ここまで下がれば、優待を積極的に利用する人にとっては、かなり魅力的な数字になりますね。

でも、私は総合利回りが高いという理由だけで購入するつもりはありません。

会社の利益が落ち込めばPERはさらに高くなりますし、株主優待の条件が将来変更される可能性もあります。

それに、900円まで株価が下落したとしたら、なぜそこまで売られたのかを改めて確認する必要があります。

安い株価を待つことと、安くなったら無条件に買うことは、まったく違うんです!

私なら1,000円前後を一つの監視目安にする

では、私が今からイオン株を購入するとしたら、どうするでしょうか?

まず、現在の1,181円では積極的に買い増しするつもりはありません。

理由は、ここまで確認してきたとおりです。

営業利益率は約2.2%、総合スーパー事業は赤字。

そしてPERは約44.8倍。

優待が魅力的であっても、業績に対する株価評価はまだ高いと感じています。

一方、1,000円前後まで下落すれば、購入を再検討する余地はあると思います。

300株なら投資資金は30万円。

毎月6万円の買い物をする場合、優待と配当を合わせた年間想定メリットは26,100円です。

ただし、1,000円でもPERは約38倍。

割安になったと断定できる水準ではありません。

私にとって1,000円は購入を約束する価格ではなく、業績と優待の条件を再確認するための目安ですね。

そして、購入を検討するなら、次の点を確認したいところです。

  • 赤字の総合スーパー事業が改善しているか
  • 通期営業利益3,400億円の計画達成が見えてきたか
  • 配当と株主優待の条件に変更がないか
  • 株価の下落が一時的な需給要因なのか、業績悪化によるものなのか

特に重要なのは、業績です。

株価が1,000円まで下がらなくても、会社の利益が大きく改善すれば、PERは低下する可能性があります。

反対に、1,000円を下回っても業績が悪化しているのであれば、購入を見送るでしょう。

私は、価格だけでなく企業の中身と合わせて判断したいと思います。

私の判断|12年前に購入した株は保有継続。でも今から300株は見送り

ここまで調べて、私の考えは整理できました。

現在保有している300株は、そのまま保有を続けます。

2014年に購入した取得金額は116,400円。

普段の買い物で3%のキャッシュバックを活用でき、現在も十分にメリットを感じています。

もちろん、株価が大きく下がれば含み益は減少します。

それでも、長年利用してきた株主優待の価値は、私にとって大きいんです。

では、今から新たに300株購入するかと聞かれたら?

現在の株価1,181円では、私は見送ります。

優待を含めた想定利回りは7%を超えていますが、それだけで購入する理由にはなりません。

約35万円という新たな資金を投じる以上、株価の割安性も重視したいですね。

さらに、今後の利益成長が期待どおりに進むのかも確認が必要です。

ただし、イオンを日常的に利用し、優待を目的に長期保有したい人なら、100株から検討するという方法もあるでしょう。

必要資金を抑えながら、優待の使いやすさを実際に確かめることができます。

私はすでに300株保有していますので、急いで追加購入する必要はありません。

12年前に購入してよかった株でも、今から同じ価格評価で買いたいとは限らない。

これが今回、イオン株を改めて調べて感じたことですね。

 

⑥ まとめ|イオン株を12年間保有して分かった、本当の魅力と注意点

ここまで、イオンの株主優待から最新決算、財務、株価まで確認してきました。

改めて感じたのは、イオンの株主優待は普段の生活で利用できる、とても魅力的な制度だということ。

私自身、2014年から約12年間保有していますが、今でも気に入っている優待の一つです。

でも、だからといって誰にでも購入をおすすめできるのでしょうか?

私はそうは思いません。

今回の検証結果を整理してみましょう。

確認項目検証結果
300株の購入資金約35万4,000円
年間キャッシュバック約21,600円
年間配当予想4,500円
想定総合利回り約7.37%
予想PER約44.8倍
PBR約2.68倍
私の既存300株保有継続
現在の株価での新規購入見送り

※2026年10月23日の終値1,181円、毎月6万円の買い物がすべて優待対象となる場合の試算です。

総合利回り約7.37%。

数字だけを見れば、十分魅力的ですね!

ただし、これは毎月6万円の買い物を続けることが前提。

イオンをほとんど利用しない人なら、同じ利回りにはなりません。

そして、もっと重要なのが株価です。

優待がどれだけ魅力的でも、株価が割高であれば投資として成功するとは限りません。

今回の決算では、グループ全体は増収増益でしたが、総合スーパー事業は赤字。

さらに、現在の予想PERは約44.8倍。

私は、この数字を見ると簡単には購入できませんね。

私の意見|12年前に買ってよかった。でも、今から買うなら慎重に

今回の記事は、いつもの銘柄分析とは少し違いました。

なぜなら、私自身が約12年間イオン株を保有し、実際に優待を利用してきたからです。

取得金額は116,400円。

現在も毎月約6万円の買い物をして、3%のキャッシュバックを受けています。

特別な商品を購入するわけでもなく、普段必要なものを買うだけでお金が戻ってくる。

これって、やっぱりいい制度だと私は思うんですよ。

私は、この優待に今でも満足しています。

ただし、ここで一つ考えたいことがあります。

私が12年前に安く購入できたことと、現在の株価で買う価値があるかは、別の話なんです。

今から300株を購入するなら約35万円。

私の取得金額と比べると約3倍です。

しかも、会社の利益から計算したPERは44倍を超えています。

株価が高値から大きく下落したとはいえ、私はまだ十分に割安だとは感じていません。

では、私が現在保有している300株はどうするのか?

こちらは引き続き保有するつもりです。

ただし、取得価格が安いからという理由だけではありません。

今売却すれば、その資金を別の銘柄へ投資することもできますよね。

それでも私は、今後も普段の買い物でキャッシュバックを活用できることに価値を感じています。

もちろん、業績がさらに悪化したり、優待制度が変更されたりすれば、保有を見直すこともあるでしょう。

一方、今から新たに購入するなら、私ならもう少し慎重に考えます。

株価1,000円前後になれば再検討したいところですが、そのときも業績の確認は欠かせません。

また、これから初めてイオン株を購入する人なら、100株から始める方法もあります。

300株よりキャッシュバック率は低くなりますが、必要資金を抑えられますからね。

そして、今回の記事で私が一番伝えたいこと。

株主優待は、利回りの高さだけでなく、自分の生活でどれだけ利用できるかが大切だということです。

イオンを日常的に利用する人にとっては、非常に魅力的な制度。

でも、優待を使う機会が少ない人や、株価の割安性を重視する人にとっては、必ずしも購入すべき銘柄ではありません。

私にとって、イオンは12年間保有してよかったと思える銘柄です。

しかし、今から同じ300株を新規購入するかと聞かれたら、答えは見送り。

優待の魅力と、株式投資としての魅力。この二つを分けて考えることが大切ですね。

これが、12年間イオン株を保有してきた私の結論です!


※本記事は2026年10月23日時点の株価と、イオンの公式IR・決算資料をもとに作成した筆者の個人的見解です。

※キャッシュバック額および総合利回りは、記載した条件に基づく試算です。過去の実際の受取額や将来の受取額を保証するものではありません。

※株式投資には株価下落や減配、株主優待制度の変更・廃止などのリスクがあります。本記事は特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ABOUT ME
マッスルトレーダーベイマックス
プライム企業で34年勤務(設備系管理職) 筋トレをこよなく愛するサラリーマン 2010年から株式投資を開始し、配当と株主優待を中心に多数保有 年間1000万円の配当収入を目標に、仕事と投資の両立を実践中 元現場管理のリアルな視点で、投資にも「地に足の着いた考え方」を持ち込みたいと考えています 。 保有資格 FP3級