みなさんは今日も株取引を楽しく取り組んでいますか?
一攫千金なんて考えずにコツコツと資産を築き上げていきましょうね。
しかし、株式取引に慣れてきたりすると、
ここは一発大きく儲けたい!
な~んて、欲が出てくるのが人間という生き物なんですね。
※ちなみに私もそんな一人です。
そこで一度は耳にする
「仕手株で大きく儲ける」
と思うとえらい目あいまっせぇ~。泣
について説明したいと思います。
Contents
仕手株とは
たくさんの資金を持っている「ある集団」がすごく安い一つの銘柄(100円以下に多いらしい)に目をつけて、少しずつ目立たないように一定期間で安く大量に仕入れます
そしてその後は高く売り抜けるため、極端にたくさんの”買い”または”売り”を入れることにより、一般投資家に注目させ※提灯買いを誘発させて自分たちは高値で売り抜けることを言います
要は、ある集団が一つの銘柄の株価を操作して自分達だけが利益を出るように導くことをいうんですね
※提灯買い・・・たくさんの買いが理由もなく入っている時、一般投資家がつられて買ってしまうこと
仕手株になりやすいものとは
1.ボロ株(100円未満のもの)
2.業績が良くない
3.出来高が少ない
4.発行株数が少ない
5.浮動株が少ない
それぞれの要因は
1.安価の方が下がりにくく上がりやすい。そして少ない資金で仕込み安いので当然ですよね
2.業績がよければボロ株になっていないと思います
3.普段から出来高が多いと目につかない
4、5.たくさんの人が株を所有していると操作しにくいため、一族経営など特定株で固められているところが狙われやすい。
仕手株はどこでわかるのか?
一般的にはわかりにくいと私は思います
しかし、注目させることはできるんですね
それは、
証券会社の出来高ランキングや急騰銘柄など、それらのランキングに乗るようにすればいいんですね
あとは情報を発信するような人と手を組んで、ガセネタを流してもらうのもあるらしい・・・
仕手化された株はどうなるの?
上がり続ける株なんてありません
それは通常取引でもそうですよね?
ましてや理由もなく急に上がったんですから、買い手もやがていなくなりやられた!と思っても後の祭り、あとは急に下がるだけです。高値掴みで”塩漬け”がいいところじゃないでしょうか 汗
仕手株の例
参考までにどのような値動きをしているの見てみましょう
2003年7月の株価がそうです
2002年124円だったものが、2003年には2160円!
ナントその差、2032円です
100株だけでもすごい利益ですね
逆にやられた人が大やけどなのは見ればわかりますよね 泣
ここでもし、信用取引による「空売り」をしていたら破産ではなく命まで持っていかれているんじゃないでしょうか?※信用取引の怖さを知りたい人は株取引で破産しないためにはもどうぞ
まとめ
少しの資金しかもっていない私達のような一般投資家が、大量の資金を保有している集団を相手にして勝てるでしょうか?たまたま上手に利益が出たとしても継続することは可能でしょうか?
私はNOですね
相手はプロですよ!
そんなプロを相手にするのは投資家ではなく投機家ではないでしょうか?
投資とは【投資と投機の違いわかりますか?】でも話したようにお互いがWIN-WINの関係を築くことだと思います
従って一攫千金ではなく、コツコツと地道に株取引をすることが幸せな家庭築く一歩だと私は思います
※ここのブログにたどりついてくれた慎重で堅実なあなたもその一人だと思います。長い人生、一緒に楽しくやりませんか?
PS.それでもどうしても仕手株に手を出したい方は、
損切りそして利益確定これら2つを徹底すれば大ヤケドはしなくて利益を取ることができるかも?
もしよろしければ次は、
【日本株の株価予想】をご覧ください