【自社株買い】株価を上げて株主還元と自社を守る強力な武器って知ってましたか?

発行された株式は投資家のみが買うものと思っていたら違いました

ナント発行した会社が買い戻すこともあるんです

それが、

自社株買いなんですね

 

ん?

株式とは資金調達のために株券を発行

そこで得たみなさんの大切なお金で会社を運営するんだから自分で買ってどうするの?

そんな風に思えるこの動きの目的について調べてみたら、株主還元のひとつであるなど面白いことがわかりました

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自社株買いとは

 

自社が発行している市場に流通した株式に対して、自社の資金を使って買い戻すことをいいます

これが実施されるのは「割安株」と判断された時に行われています

※逆に割高である場合、増配による還元が多い

 

それではなぜこれにメリットがあるのか確認してみましょう

 

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1、1株あたりの資産価値やROEが向上

 

買い戻した株式は自社が保有

そしてその株式は発行済株式総数から差し引かれます

つまり発行済株式の総数が減ることにより1株あたりの価値が向上するんです

これだけではピンとこないため、例を取ってみてみましょう

 

例)発行済株式総数 1万株 純利益100万円

一株あたりの純利益を求めると

100万円÷1万株=100円

 

そこで1千株を自社株買いすると

100万円÷(1万株ー1千株)=111.1円

 

自社が10%買い戻すことで一株当たりの純利益は11.1%増えました

この一株あたりの利益向上がROE上昇となり、外国人投資家などにいい印象を与えているとも思われます

あとROEはJPX400の指標にも採用されていることから、企業価値を高める材料のひとつと考えられます

 

 

2、敵対的買収(TOB)の防衛

 

株を買い戻すことにより流通している株が減るため、浮動株が必然的に減ります

さらに株価が上がると買収に費用が多く必要となります

そして自社の持ち株比率が高くなる

これらにより敵対的買収が仕掛けにくくなるんですね

 

 

以上2点のメリットがあることにより

企業価値が高まり

敵対的買収が少なくなると考えられる

従って株主は安心して保有することができるため、株価は上昇するんではないでしょうか

 

ただし気を付けなければいけないこともあります

買ったものはどうなるのか?

これらの処理には2つあります

 

自社株買いの消却と処分

 

自社株買いした株は当然保有しています

これをいわゆる「金庫株」と言われていますが、その金庫に眠ったものをそのまま放置するわけにはいきません

そこでどちらか2つの方法で処理することになります

 

消却

これは文字通り金庫株を消却、つまり自己株式を消してしまいます

従って株価への影響はありません

 

処分

金庫に眠っていた株式を改めて市場に売り出して現金へと戻します

実はこれがやっかいなんですねぇ~

それは発行株数の流通が増えることにより、一株当たりの価値(ROEやEPS)が下がるため株価下落の要因となってしまいます

※ただし企業にとっては安く買い付けて高値で売り抜けるため、プラス要因となります

 

まとめ

まとめ成長

 

自社株買いとは、自社の資金を使って自社の発行した株式を買い戻すことを言う

 

メリットは2つ

1株あたりの資産価値とROEが向上

敵対的買収(TOB)を仕掛けられにくくなる

 

自社株買いした処理には「消却」と「処分」の2つあり

処分の場合、株価下落の恐れあり

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