株式投資をしていると一度はやってみたいそれが
テンバガー
なっといっても一攫千金ですからね
こんな夢のある投資をするなら新興株への投資が一番!
さて、新興株とはなんぞや?
そんな特徴から見つけ方を私なりにまとめてみました
Contents
新興株とは
会社設立が間もない、そして株式を公開してからあまり時間が経過しておらず完成されていない、成長が著しい株をいいます
※上記の場合であっても東証1・2部に所属する場合は新興株といいません
またこれらが取引されるところを新興株式市場と言います
新興市場とは
成長性のあるベンチャー企業などに資金調達の場を提供する目的として作られた市場をいう
ここの特徴として
時価総額や株主数の上場基準は東証1・2部と比較して緩い
業績が赤字でも上場できる取引所がある(これで有名なのはCYBERDYNE 今見てもいつ倒産するか?と心配になります)
こんな条件につき、ここで踏みとどまらず東証2部→1部へとステップアップするための最初の場所となっているんですね
そして投資のプロ(ファンドや金融機関など)があまり参入せず、個人投資家が多いため、強力なライバルは少ないと考えられるのも特徴です
種類としては
東証マザーズ、JASDAQ
札幌アンビシャス
名古屋セントレックス
福証Q-Board
しかし成長著しく完成されていないため、やっぱり投資に対するリスクはどうしても高くなります
そんな注意するところを確認してみましょう
特徴
①規模が小さく安定しないため、上場廃止や倒産が東証1・2部と比較して高いと考えられる
②稼いだ利益を配当ではなく、成長させるための投資へとまわしやすいので株主還元が悪いと考えられる
③出来高が少ないことにより値動きが荒いため、投機家の対象になりやすい
①については本業でしっかりと稼いでいることが確認できればいいんじゃないでしょうか?そのためには「営業キャッシュフロー(営業CF)」ここでしっかりと利益を上げており、財務が安定(自己資本比率50%以上、利益剰余金が有利子負債より多い)していれば大丈夫と思います
②は仕方ないと思われます。配当性向を見て少なすぎる(20%以下など)と思われても、将来東証1部へと市場変更した場合、次は株主還元として配当性向が増えるかもしれないのでここはそんなに気にしなくていいかも?
③発行株数が少ない、オーナーなどの特定株で多く構成されている場合、流動性が低いため少しの売買でもすぐに値が飛んでしまいます。しかし実力あれば株価はいずれ上がります。その日その日の株価で一喜一憂せず、なが~~~い目で応援しましょうね
次は新興株の株価が大きく成長する「テンバガー」の見つけ方について考えたいと思います
新興株テンバガーの見つけ方
株価は低位株(300~500円)など低い方が上昇余地が多く望ましい(ただしボロ株(100円未満)などは業績に悪いことが多いため、やめた方がいいかも?)
一株当たりの利益(EPS)は過去に比べて順調に伸びているか
「話題」となりそうなものを見つけ、それがいいように動いていくか考えてみる
これだけではわかりにくいのであの「ピーターリンチ」の言葉を借りていってみると
分析しなさい
分析してストーリーを考えなさい
ストーリーを子供にわかりやすく伝えられるぐらいまで理解しなさい
そしたら買ってもいい
そういう自信があるなら、銘柄数はいくらでもいい
そうですね、第三者へ伝えられるぐらい理解しないとダメだってことは非常にいい例え、私も同感です
こんな夢のある銘柄ってどんな銘柄でしょうか?
過去に上がったものを例に見たいと思います
ガンホー・オンライン・エンターテイメント3765
※株価は数回分割を実施しているため、現在の株価で説明しています

2010年10月の株価は13.9円、そこから2013年5月に1633円と117倍!
軽くテンバガーを超えてますね!!
すばらしい
そんな業績を見てみましょう
単位(百万円)1株は円
業績 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益 1株配当
11.12 9,607 1,176 1,545 1,657 1,4 0
12.12 25,821 9,298 9,355 8,209 7,1 0
13.12 163,060 91,228 90,104 54,768 47,6 2,5
14.12 173,069 94,238 93,524 62,038 54,0 3
15.12 154,329 72,425 72,606 43,432 41,4 4,5
16.12 112,457 46,081 46,081 27,911 32,2 3
17.12 100,000 37,000 37,000 24,000 33,7 3
※17年は予定
ここでチャートと業績を改めて確認して欲しいのですが、
株価が急騰しているのは4月、決算発表は2月
ここから先程の「話題」となりそう、そして分析をすればどうでしょう?
売上が上がるのは「ガチャ」による課金
これまでのゲームは買ったら終わり、しかしこれは課金システムにつき何度でも購入されるため、売上はドンドン上がる
じゃあまだ上がるのでは?といったストーリーが描ける?
ただしテンバガーは逆テンバガーにも変身するのはチャートを見ればわかりますよね?
こうならないため、売るタイミングとしては
噂などの材料だけであり、業績が伴っていない
前年比で業績が下がっている
以上が該当しやすい
ガンホーの場合、
業績が前年比で下がり
ブームが去った
この2点により株価は下落しているんでしょうね
材料に業績が伴い株価が上昇しているなら持ち続けてもいいんじゃないでしょうか?
あのYahoo!4689や美容器具で絶好調のヤーマン6630がいい例ではないでしょうか
それでは最後に私が選ぶテンバガー候補の紹介です
※あくまで私見につきクレームはご遠慮願います
明豊ファシリティワークス1717
ここの売上は元気ありません
しかし経常利益や一株益はしっかりと上がっています
そして増配を継続中
財務は自己資本比率67%、有利子負債0円と良好であり配当利回り3%超は好感が持てる
事業内容で目についたところは「働き方改革」についてとりくんでいるところです
最後に株価は500円未満と上昇余地が大きい
まとめ

新興株とは
会社設立が間もない、そして株式を公開してからあまり時間が経過しておらず完成されていない、成長が著しい株
そんな銘柄が売買される市場を新興市場といい、その市場は全部で5つ
東証マザーズ、JASDAQ
札幌アンビシャス
名古屋セントレックス
福証Q-Board
特徴は3つ
規模が小さく安定しないため、上場廃止や倒産が考えられる
稼いだ利益を配当ではなく、成長させるための投資へとまわしやすいので株主還元が悪いと考えられる
値動きが荒いため、投機家の対象になりやすい
テンバガーの見つけ方
低位株(300~500円)
前年と比較して一株当たりの利益は増加傾向であること
「話題」となっているか
※テンバガーは逆テンバガーにもなりやすいため、噂だけの材料なら早く売却するのがよいと思われる
これを読んだあなたが「テンバガー」を発見して、資産を大きく増やすことが出来るキッカケになることを私は願っています