最近テレビのコマーシャルなどでよく見る「投資信託」、これから資産運用を始めようって方はまずこれが多いんじゃないでしょうか?
銀行の利息では資産がほとんど増えない、だからローリスクで少しでも増やしたい・・・
ちょっと待った!
世の中そんなに甘くはないのですよ
結論から言うと、あなたが預けた大切なお金は信託銀行や証券会社の養分に、そしてわずかな金額がもらえるローリターンがほとんど
そんな詳細をメリット・デメリットにまとめました
じゃあどうすればいいの?
はい、それも最後に記載しています
Contents
投資信託とは
ファンド会社が投資家(一般人)から集めたたくさんのお金を、「運用のプロ」と呼ばれる人が色々なところ(株式・債権・不動産など)へ投資して収益を上げます
そして、その収益を投資家とファンド会社で分配する金融商品をいいます
よく言えば、一般の人からお金を借りてそれを上手に運用することにより収益を上げて、どちらも儲かってよかったよかった!といった関係かな?!
そんな投資信託には運用方法が2種類あり
インデックスファンド型
日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動した運用を行う投資信託をいいます
特徴として、
日本株式市場の指数などは毎日のニュースや新聞などで報道されるため、基準価格の上下変動がわかりやすい
管理・運用はコンピューターが一般的におこなうことにより人件費が抑制されるため、アクティブファンド型と比較すると手数料が安価である
新興国の株や債券などリスクの高い商品には手を出さないため、大きなリターンも望めない
従って、インデックスファンド型はローリスク・ローリターンですね
代表的で有名な商品名は、
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)
アクティブファンド型
指数連動とは異なり、それ以上の運用実績を残すことが目的なため、投資信託会社が独自の企業情報などを入手・解析して、将来成長することにより価値が上昇すると思われるものへ投資する商品をいいます
特徴として、
「上がると思う銘柄」を多数持っているため、大きな利回りが見込める?
ただし失敗すると大きな損失があるため、
アクテイブファンド型はハイリスク・ハイリターンな商品と言われています
管理・運用をコンピューターまかせではなく「人の判断」による運用のため、インデックスファンド型と比較して手数料は割高である
代表的で有名なファンド名は、
ひふみ投信ですね
投資信託のメリット
1.投資のプロに運用を任せることができる
個人が毎日、世界の市場情報を集めて分析・戦略を立てるには限界があります
そこを投資のプロと呼ばれる「ファンドマネージャー」が代わってあなたの大切な資産を上手に運用して増やしてくれます
※ただし、プロでも100%収益を上げることはできません。損害を出すことがあります
2.少額で投資を始めることができる
株式投資とは異なり1万円などの小額から、また積立であれば月々千円など定額で行い、個人では買うことができない大きな金融商品を買うことができます
※私がメリットと思えるのはこれぐらいかなぁ~?
3.分散投資でリスク回避
投資信託は一極集中ではなく、複数の銘柄または株式以外の投資対象(不動産・債権・金など)に分けて買い付けを行うため、一部の評価額が大きく下がっても、他は下がっていないことが多く平均すると少しの評価損となり一気に大損しにくい
※これらすべてが同じような値動きをすることはほとんどないです
投資信託のデメリット
1.元本保証が一切ない
銀行へ入金したお金は預金保険制度の対象につき保証(1000万円まで)してくれますが、投資信託は残念ながら対象外
また投資はリスクがつきもの
その投資に失敗した時の損害は投資家のみがかぶり、ファンド会社はかぶりません(ここが私は納得できない!)
従って、元本がじわりじわりと減って損をすることも当然あるんですよねぇ
2.保有しているだけでコストが発生する
株式投資は現物で買い入れした場合、保有している時にコストは一切かかりません
しかし、投資信託は「信託報酬、運用管理費」といった費用が売却するまで発生します
ここで気を付けなければいけないのがナント
評価額が下がってもこの費用は必要です!
3.自身が投資家として成長しない・・・と思われる
あなたの大切なお金をファンド会社へ預けました
その価値がなぜ上がったか?
または下がったか?
考えることはないんですよねぇ~
いくら儲かったか?その一点に集中してしまうんです
※人間は楽して儲けようとする生き物ですから
しかし、よく考えてください!
スーパーでいつも何円「安い、高い」とシビアに日々お金と向き合っているのに、大金は他力本願でいいんですか?
緊張感を持って真っすぐ投資と向き合い、しっかり勉強しないと投資家として大きく資産は築けないのではないでしょうか?
4.売り時を教えてくれない
購入したことがある人ならわかると思いますが、
店舗などに行くと販売員にあれやこれやと色々なものを進められます
しかし、「これ今売ってくださいねぇ~」なんて言葉聞いたことがありますか?
まずないんじゃないでしょうか?
だって解約されると運用管理費が入らなくなるじゃないですか!
だから売り時が分からずズルズルと持って、売り時が分からないまま保有して少しの分配金をもらうだけで終わってしまうんですよね 汗
まとめ
投資信託の種類は2つ
安定型を望むなら、ローリスク・ローリターンのインデックスファンド型
資産を大きく増やしたいなら、ハイリスク・ハイリターンのアクティブファンド型
メリット
投資のプロに運用を任せることができる
少額で投資を始めることができる
分散投資でリスク回避ができる
デメリット
元本保証がない
保有しているだけでコストはが発生する
自身が投資家として成長しない
売り時を教えてもらえない
じゃあどうするのってことでお待たせいたしました
ズバリ!
株式投資を始めましょうよ
いやいや株式投資で破産した人を良く聞くから怖くてきない!そんな人には【株初心者必見!破産しない買い方・やり方】を見ていただき、なぜ破産するのか?こうすれば楽しく長く株式投資ができるんだ!を確認していただきたい
しかしどうやって3000社もある中から購入する銘柄を決めるか?分からない人には【割安株おすすめの見つけ方】を参考に安いと思われる買いのタイミングを記載しました