ゴールデンウィーク明けの株式市場
週末NYダウは大幅に上げた(+332ドル)、為替は109円まで円安に振れていることからプラススタートを期待したが甘かった。やはり企業決算の発表が1000社も残しているからその様子を見たかったのでしょう。
あと上がりきれないもうひとつの要因としては、米国のイラン核合意。トランプさんはホント次から次へと話題を提供してくれますね
あと気になる点は原油先物、この価格か70ドル台まで復帰。こうなると仕入原価上昇→値上げ→株高となるため株式を売買している人にはいい流れとなるかもしれない点は覚えておきたい
Contents
今週発表のあった株主優待情報
新設・記念優待
高松機械工業6155
創業70周年記念による株主優待
100株 クオカード1000円分
権利確定月 3月
アプリックス3727
300株以上および保有期間に応じてJCBギフトカードがもらえます
3年未満 500円分
3年以上 1000円分
5年以上 2000円分
権利確定月 12月
ウィルプラス3538
東証一部指定に伴う記念株主優待
100株 クオカード1000円分
権利確定月 6月
※その他、通常の株主優待制度として100株以上の保有者に対してクオカード1000円分もらえます
フルテック6546
東証一部指定に伴う記念株主優待
100株 クオカード1000円分
権利確定月 9月
※同時に記念配当+2円を3月権利分に実施
中央河鍛工業5607
保有株数に応じてクオカードがもらえます
100株 500円分
1000株 1000円分
5000株 2000円分
権利確定月 9月
東邦アセチレン4093
100株以上および保有期間に応じてクオカードがもらえます
1年未満 1000円分
1年以上 1500円分
3年以上 2000円分
権利確定月 3月
変更・廃止
エディオン2730
お買い物券1000円ごとに1枚使える割引券(250円)へと変更
100株 12枚
500株 40枚
1000株 60枚
2000株 80枚
5000株 100枚
10000株 2000枚
権利確定月 3月
西部電気工業1937
協和エクシオと経営統合するため廃止
MCJ6670
株式分割(1対2)するも優待内容の変更なし(実質拡充)
100株 パソコンワンコイン診断サービス利用券2枚
1000株 10000円相当の商品
権利確定月 3月
すかいらーく3197
食事券からカードへの変更
権利確定月 6・12月
ウェルス・マネジメント3772
株主優待制度の廃止
各指数
()内は前週比
米ドル/円 109,38円(+0,1)
NYダウ 24831ドル(+520)
WTI原油先物 70,51ドル(+3,17)
※以下日経平均
株価 22758円(+291)
先物 22700円(+260)
PER 13.58倍(+0.46)
PBR 1.25倍(+0.01)
騰落レシオ(25日) 125.24%(▲2.17)
移動平均乖離率(25日) 3.01%(▲0.41)
空売り比率 38.4%(+1.0)
裁定買い残 21724億円(+)
来週の注目したい予定
5月15日(火) 米小売売上高、米企業在庫
5月17日(木) 訪日外国人客数、米新規失業保険申請数
5月18日(金) 消費者物価コア指数
米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで開催されることが決定したため地政学リスクは下がったと思われた。しかしイラン核合意離脱といったあらたな懸念材料があることは留意したい
テクニカル面では4月10日過ぎから株価は上昇傾向、移動平均線の25日と75日がゴールデンクロスを形成しそうな感じ
最定買い残は2兆円を突破、空売り比率は7日から5日連続で40%を下回ってきた。企業決算も15日でほとんどが終了
そして大きな悪材料は見当たらない、日経平均株価はまだまだ割安であることからもみ合いながらもゆっくりと上昇傾向になるのではないかと思われる
以上からいい決算発表をしたがコンセンサスとの違いにより株価が下落してしまった銘柄は今のうちに仕込むと面白いでしょうね