新設株主優待の分析

石塚ガラス(5204)の株主優待はお買い得か調べた

2018年1月31日に新設された株主優待銘柄の石塚ガラスは、株主優待と企業内容からお買い得な銘柄か?

そして安心して保有できるかを調べ検討した結果を私なりにまとめ記載しました

 

Contents

株主優待内容

3月権利

100株以上の保有者に対してクオカード1000円分がもらえます

 

3年以上の長期保有者に対して、5000円相当の自社グループ製品または3000円相当の「選べるギフト」が追加でもらえます

株主優待制度新設の目的は、「株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの方々に当社株式を保有していただくこと」となっています

 

業績

単位(百万円)1株は円

業績        売上高  経常利益 1株益 1株配当

2013.3   56,465   1,042      18,4    30

2014.3   59,007      760      45,3    30

2015.3   60,414      723    201,0      0

2016.3   73,414   1,844    188,3    30

2017.3   71,201   2,519    415,1    40

2018.3   70,957   1,998    476,8    45

2019.3   72,000   2,200    346,3    65記

2020.3   77,000   2,300    384,6    45

※2019,20年は予定

 

投資指標と財務

現在の市場 東証1部

PER   5.08

PBR   0.26

自己資本比率 26.1→30.8%

利益剰余金   4,838→5,911百万円

有利子負債  31.020→6,376万円

ROE      7.7%

営業CF   6,954百万円

投資CF  ▲4,861百万円

財務CF  ▲1,276百万円

時価総額   72,1億円

 

 

まとめ

こちらも株主優待新設後に下落してしまった残念な銘柄

財務が悪い中、株主優待を新設した内容が評価されなかったのか?

やはりこのような銘柄より10万円程度の銘柄へ分割した方がいいんでしょうね

 

 

以下、株主優待新設時に私が評価した内容です

総合利回り1.86%はイマイチ

割安株である(いいのはここだけ)

財務は自己資本比率が30%を切っており、有利子負債が利益剰余金6.5倍もあるため悪すぎる

株主数が2260名と東証1部を維持するためにはギリギリの株主数

これで株主数を確保できた時には、近い内に廃止や改悪があるかもしれないと予想できる

 

この業種に今後成長性はあるか?と考えたときに私は何も思い浮かばなかった

そして株価3000円であれば他にいいものたくさんあるため、積極的に買いたいと思わない

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