新設株主優待の分析

新設株主優待 プロパティエージェント(3464)の株主優待はお買い得か調べた

2017年8月3日に新設された株主優待銘柄のプロパティエージェントは、株主優待と企業内容からお買い得な銘柄か?

そして安心して保有できるかを調べ検討してみました

※これを参考にして損失が発生した場合の補償はいたしかねます

 

Contents

株主優待内容

9月権利

100株以上を保有する株主に対して、クオカード3000円分がもらえます

 

業績

単位(百万円)1株は円

業績       売上高 経常利益  1株益 1株配当

2014.3   8,340     523      64,3      0

2015.3   8,663     708      91,4    2,5

2016.3   9,446     715      81,0    2,5

2017.3 12,166     933      87,8   6,75記

2018.3 19,219   1,128    109,6    13

2019.3 23,000   1,450    134,7    21記

2020.3 24,000   1,600    148,9  21~22

※2019,20年は予定

 

投資指標と財務

現在の市場 東証1部

PER   8.72

PBR   1.98

自己資本比率 21.0%

利益剰余金  2,630→3,774百万円

有利子負債  9,268→14,675百万円

ROE      20.2%

営業CF   ▲1,653百万円

投資CF     ▲131百万円

財務CF    1,794百万円

時価総額     79,6億円

 

 

まとめ

 

やはり景気敏感銘柄!

株価は上下に大きく動いています

東証1部への市場変更もしっかり実施しました

ここで怖いのは、太っ腹優待の改悪

財務は自己資本比率が21%、いいとは言えないため長期保有は怖い

 

 

以下、株主優待新設時に私が評価した内容です

株価1000円台(株式分割前)で総合利回り3%超

業績はしっかりと右肩上がりで一株益も中々良い

PER7%から見ると超割安株

これまで配当性向は10%なく、株主優待を新設しても10%程度につきすぐに減配はないと思われるのだが・・・

現在の市場がJASDAQ、時価総額38億円から考えられるのは、株主数を増加して市場変更を狙っていると考えられる

 

注意点は財務が良くないため、太っ腹株主優待はすぐに廃止や改悪はやってくることも頭の中に入れておきたい

 

今の個人投資家は不動産投資に対しても積極的

従って売り上げが上がっているんでしょう

2020年の東京オリンピックまでは景気もいいため、この業界はいいと思います

 

これらから今の株価で100株買って、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を取りに行くのはありと私は思う

 

しかしそれ以上の長い目で見ると、個人も銀行などからお金を借りて投資を行っている人が大半と想像できる

そこで景気が悪くなるとお金を返せなくなる→不動産が売れなくなる

このような悪い流れがいずれやってくると考えられるため、10年スパンの応援は長すぎるかもしれませんね

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