NYダウは400ドル、日経平均先物は210円とそれぞれ大きく下げたためマイナススタートが予想された。しかしフタを開けてみるとまさかのプラス148円は上出来(ただし日銀によるETF買い支えが要因と思われるため油断は禁物)
翌27日は森友問題による佐川前国税庁長官の証人喚問といったリスクオフの流れも考えられたがそこは3月権利付最終日、しっかりと上げて日経平均株価は21317円(+551円)すぐに21000台を回復したのは良かった
28日は円高、米国株安からマイナス500円まで下がった。しかし最後は21000円台をしっかりキープ
29、30日は目立つ材料は見当たらない。しかし+127円、+295円とそれぞれ上げて日経平均株価は21454円。この一週間は837円としっかり上げて移動平均線(200日)をサポートラインとして上回ったことから新年度は期待できそうな気がする
気になる点は、海外勢が11週連続で売り越している
しかしその売り越し額は減少、さらに裁定買い残が1兆3321億円まで減少したことから買い向かいに転じるかもしれない?
Contents
今週発表のあった株主優待情報
新設・記念優待
なし
変更
なし
今週はなしなし、「うれしいお知らせ」がひとつもない寂しい一週間でした
各指数
()内は前週比
米ドル/円 106,26円(+1,98)
NYダウ 24103ドル(+570)
WTI原油先物 64,91ドル(▲0,83)
※NYダウおと原油先物は29日のデータ、以下日経平均
株価 21454円(+837)
先物 21460円(+1320)
PER 12.54倍(▲0.14)
PBR 1.2倍(+0.02)
騰落レシオ(25日) 98.17%(+0.94)
移動平均乖離率(25日) ▲0.27%(+4.56)
空売り比率 42.3%(▲8.0)
裁定買い残 13321億円(▲2019)
来週の注目したい予定
4月2日(月) 日銀短観、米ISM製造業景気指数
4月3日(火) ユーロ圏製造業PMI改定値、米自動車販売台数
4月4日(水) 米ADP全米雇用報告
4月5日(木) ユーロ圏小売売上高、米貿易収支
4月6日(金) 米非農業部門雇用者数、米失業率
月曜日の株式市場開始前に日銀短観が発表されます。そこでポジティブな材料が出るようであれば上げスタートに期待できる
そして4月は外国人投資家が17年連続で買い越し中、円高も一服して円安へと流れが変わるようであれば株高に期待が持てる
週末の米雇用統計で労働環境が良くなり円安へと振れることに期待
狙い目としては
上昇相場に出遅れた「割安株」をスクリーニングして買うのが面白いのではないでしょうか