今週の株式市場は、週末の米国のいい流れを受けて日経平均株価は21824円(+354)、さらに移動平均線(25日)を一か月半ぶりに超えるいいスタートを切った。
14日の水曜日は米国のティラーソン国務長官が更迭や関税の懸念からマイナススタートとなるが大きく下げず
15日は目立つ材料が見当たらなかったがさらに下げ、しかし後場に入るとグングン上がる。気になるのは出来高、今年一番少ない2兆2350億円
「閉散に売りなし」とはいったもので下がらない、本日の終値が移動平均線(25日)を上回って終われたのが救いか
また業績のいい個別銘柄はしっかりと上昇していることから、森より木を見て攻めれば負けにくい相場環境であると私は思います
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今週発表のあった株主優待情報
新設・記念優待
ジェイ・エス・ピー3480
株主優待内容 100株 クオカード1000円分
権利確定月 4月
変更
堀田丸正8105
優待内容の変更
優待内容を従来の2倍、そしてRIZAPグループ商品へと変更
500株 2000円相当
1500株 6000円相当
2500株 10000円相当
IBJ6071
優待内容の変更
保有株数に応じて、クオカード結婚相談所がもらえます
6月
500㈱ クオカード500円分
1000株 クオカード1000円分
12月
500株 結婚相談所30000円割引券1枚
さらに100株以上の長期保有者に対して、㈱かもめで利用可能な旅行券が抽選によりもらえます(10本)
各指数
()内は前週比
米ドル/円 106,00円(▲0,77)
NYダウ 24946ドル(▲389)
WTI原油先物 6ドル(+0,13)
※以下日経平均
株価 21676円(+207)
先物 21400円(▲69)
PER 12.8倍(+2.1)
PBR 1.21倍(+0.02)
騰落レシオ(25日) 98.11%(+13.98)
移動平均乖離率(25日) 0.03%(1.33)
空売り比率 39.8%(▲4.5)
裁定買い残 15819億円(+1819)
来週の注目したい予定
3月19日 G20財務大臣・中央銀行総裁会議
3月21日 米国FOMC政策金利、経常収支、製造業PMI
3月23日 消費者物価コア指数、耐久財受注、新築住宅販売件数
週末のNY市場は元気なく日経平均先物が約300円下げたことから、マイナススタートだろう
そして21日のFOMCによる政策金利の発表、ここで市場は利上げ盛り込んでいるはず。しかしさらに円高へと進めばまた株安も考えられるため、3月権利があるとはいえここまでは積極的な売買は控えた方がいいかも
最後に今週の波乱要因として、米国ではトランプ政権が「米国第一主義」を主張して、貿易戦争そして日本では森友問題が考えられる
ただし米国・日本両方の景気はいい、長い目で見れば株価は上昇していくとも考えられるため上手く押し目を拾っていきたい