安く買って高く売る
誰もが知っている売買の常識
リンゴなら1個10000円が高い、100円なら安いと判断がつきますよね
しかし株のときが分からないから困っている!
という人に見てほしい1ページ
安い株をパッと見分けるには2つの指標
そして探すのは証券会社のスクリーニング機能を使う
この2つを上手く使うと簡単に3分以内で見つかります
あなたの知っている銘柄や気になった銘柄に対して詳しく調べるのはどうでしょう?
私はこれでたくさんのお宝銘柄を発見することが出来ました
高い・安いをどう判断したらたらいいのかわからなかったあなたも、これを最後まで読めばこれからきっと簡単に見つけることができますよ
割安株(バリュー株)と呼ばれるものを買う
資産価値や業績から本来考えられる理論株価より低くなっている、すなわちお買い得なバーゲンセール状態の株
さらに今後下がることは少なく、株価上昇が見込めるため「損小利大」となりやすい株をいいます
こんな株の売買方法を「バリュー投資」とも言われています
参考までに下記のものは割安株とは言わないので気をつけて!
・以前の株価下値は1000円で何度も反発していたものが500円になった
・1株100円未満だから(これは割安ではなくボロ株といいます)
・同業他社と比較しただけで割安
上記に該当する銘柄を掴んでさらなる下落で損失をしないよう、私はマイルールを設定して判断、これまでトータルでマイナスとはならず今も株式投資に取り組めています
2つの指標から割安株を判断(マイルール)
これは、株価収益率(PER)、株価純資産倍率(PBR)と呼ばれるものが一定の数値以下の場合を割安株と呼ばれています
1.株価収益率(PER)
企業が発行した株で、どれだけ効率よく儲けることができているか?
これを判断するための指標になります
計算方法は、現在株価÷一株当たりの利益(EPS)
効率よく稼いでくれたら、株主へ還元されるのは当たり前では?
従って、有名な銘柄などはここがすでに高い状態であることが多いですね
一般的にPERは15倍以下が割安といわれている
しかしこの数値では相場に過熱感があるときでも多数存在します
このような状態のときに割安と判断してしまった後に、株価下落の波にのまれた経緯から私は下記以下と設定しました
PER10倍以下
2.株価純資産倍率(PBR)
これは、会社の財産を一株あたりにした場合の倍率はいくらですか?といったもの
計算方法は、現在株価÷一株当たりの純資産(BPS)
ここで面白いのは、
純資産が多いと1倍以下になりその時に、万が一会社が倒産して株主への還元が行われたとすると、株価以上にお金が返ってくる・・・なんてこともあることは頭の片隅に入れて欲しい。
しかし、資産でありそれが現金でなく株券や不動産であれば評価は年によって大きく変わることあり
また、たくさんの資産があるのに「なぜリスクを取ってもっと運用に廻さない!」など株主から批判されることもあります
一般的にPBRは1.0倍以下が割安といわれており、私も同じ指数としています
これで割安株を見分ける方法はわかったと思います
次は2つの指標から割安株を探す方法を解説
証券会社の無料ツール(スクリーニング機能)を使って探す
各ネット証券が無料で提供しているスクリーニング機能(ふるい分け)が超便利で簡単!
早速、先程のマイルールで決めた各数値を入力して最新の割安株を探してみましょう
今回はSBI証券さんのツールを使用
先程の条件、PER10以下、PBR1.0以下を入力

すると下記のように検索条件にヒットしたものが出てきます

617件といった大量の銘柄が簡単に見つかりましたね
少なくする場合、
・市場をプライムに限定する
・株価に上限または下限を設ける
などすればHITする数は限定されます
スクリーニング機能の詳しい操作方法はこちら

まとめ
割安株とは
・資産価値や業績から本来考えられる株価より低くなっている、すなわちお買い得なバーゲンセール状態の株
割安と判断できたものは株価の下落より上昇が見込めるため「損小利大」となりやすい
下記のものは割安株と言わない
・以前の株価下値は1000円で何度も反発していたものが500円になった
・1株100円未満だから
・同業他社と比較しただけで割安
割安株判断基準(マイルール)
・株価収益率(PER) 10.0倍以下
・株価純資産倍率(PBR) 1.0倍以下
割安株を探すには
証券会社が無償で提供しているスクリーニング機能を使えば一瞬
割安株を買うときの注意点
割安=安心・安全ではありません
下記のいずれかに該当した時、私は買わないことをおススメします
・業績が悪い、年々悪くなる右肩下がりは絶対ダメ(特に経常利益がマイナスに転換したなど)
・配当がない、いわゆる無配銘柄
・財務が悪い(自己資本比率50%は欲しい、ただし業種によって異なる)
その他、直感でこの銘柄は上がらないと思ったとき(これ大事)
割安株がたくさん市場に出やすいタイミングと買い時
〇〇ショックと呼ばれるときはどんなにいい銘柄でも売られます
なぜなら投げ売られますから
コロナショック、トランプショック等々
普段はじっとして、このようなときにスクリーニングして「買い」はありでしょうね
さらに
・配当利回りが高いもの
・株主優待を実施している
この2つがさらに合わさることになれば下値不安も少なく長期保有が可能となるでしょう