「投資をしているがお金の勉強をしたい」「将来のライフプランを自分で立てたい」
そう思ったのが、私がファイナンシャルプランナー(FP)の資格を目指したきっかけでした
44歳、普通科の高校卒業者が金融関係とは全く異なる建設業界で日々奮闘しているサラリーマンですが、たった一か月の独学で無事に一発合格
この記事では、私が使った教材・当時の独学による勉強法から一日の勉強時間
そして通勤時など、スキマ時間を上手く使ったスケジュールなどを惜しみなく全て公開します
FP3級取得を独学で目指している方、まずはこの記事を読んでみてください
※この手法は私の娘(当時20歳)も同じやり方で一発合格しました!
はじめに
これをしっかり頭に叩き込んで欲しい
ファイナンシャルプランナー3級を独学で合格する勉強法なら、スバリ過去問題を覚えろ!
過去問題を読む、覚える(できる限り理解する)
ホントこれだけで私は合格したので、そのFP3級勉強法(独学法)を説明していきますね
FP3級を独学で合格するために用意するもの
使用教材は2冊の本
ツールはスマホ
費やした費用は当時で5,000円程度
私のFP3級独学ツールはたったこれだけでした
FP3級の勉強に通信教育は高額でもったいない不要と私は判断しました!
独学か通信教育で迷っている人へ
私が独学を選んだ理由はこのブログを最後まで読んで、あなたの大切なお金を有効に使ってほしいと思います
ただお金をかけたくないから「スマホだけでいいんじゃない?」と思っている人はNG
少しでも自腹でお金を払うと「せっかくお金を払ったのにもったいない」が脳に働いて勉強する気になるため、できる限り本は買うことをおススメしたい!
まずは一冊目
やはり過去問題集は外せない
私が使ったのは「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」
こちらの本のいいところは
問題に対する答えの説明が、業界未経験者の私でも理解できるようにわかりやすく書いてあること
答えを覚えるのもいいですが、理解すると「なるほど」といったものが頭の中に染み付き
忘れにくくなるんです
過去問題集だけではやっぱりわからない
詳しいことが知りたいときに使った二冊目がこちら
私が過去の問題をどうしても理解できない時、
この「みんなが欲しかったFPの教科書3級」を読めばほとんどが独学で解決できました!
※100点ではなく60点以上を目指す勉強につきこれで十分
FP3級の独学による勉強方法
ここでは大きく5つに分かれます
・勉強するスケジュール
・〇×問題は理解する
・穴あき問題は問題全文を覚える
・FP3級過去問題集を使った具体的な勉強の進め方
・スキマ時間を使ったFP3級の勉強法
それでは一つ目の「FP3級を勉強するタイミング」から見ていきましょう
勉強するスケジュール
これはズバリ、
朝と夜など2回以上(1時間ずつ)に分けて毎日勉強する!
一度に頭の中へFP3級の内容をたくさん叩き込むのではなく、複数回に分けて行うとしっかりとあなたの脳みそへ刻み込まれます
FP3級過去問題を例として、
個人が消費者金融会社の消費者ローンを利用する場合、賃金業法の総量規制により、1人あたりの無担保借入額(または利用枠)の合計金額は、原則として、他社借り入れ分を含めて年収額の3分の1以内とされている
はい、これ覚えましたか?
無理ですよね
これを1日の内に何度も見るんです!
今やる気MAXのあなたなら、5回も見れば覚えていると思いますよ
だから、眠たくても朝30分早く、いや15分でもいいですよ
早く起きて分割して「FP3級の勉強するクセ」をつける
そして朝・夜と2回以上、勉強する機会があれば、これくらいのことは頭の中に自然とはいってきます
〇×問題は内容を理解する
何が正解か?
どこが間違っているか?
これを知るためにFP3級解答解説集を合わせて読みましょう

私が使用したFP3級過去問題集では
このような感じでわかりやすく説明文が入っていたり、間違いや正解が赤字で記載されています
これは流し読みでも大丈夫、タイミングでも説明した通り何度も読めば知らない間に覚えています
なぜなら公式を覚えてそれを解いていくようなことはなく、専門用語を覚えることがほとんどを占めているだけですから
穴あき問題は問題全文を覚える
これは答える箇所がその時々によって変わっているから
先程の例題を改めて使って説明します
個人が消費者金融会社の消費者ローンを利用する場合、※※※※の総量規制により、1人あたりの無担保借入額(または利用枠)の合計金額は、原則として、他社借り入れ分を含めて年収額の3分の1以内とされている
答えは「賃金業法」になります
しかしある時はこんな感じでも出題されます
個人が消費者金融会社の消費者ローンを利用する場合、賃金業法の総量規制により、1人あたりの無担保借入額(または利用枠)の合計金額は、原則として、他社借り入れ分を含めて※※※の3分の1以内とされている
この場合は「年収額」
こんな感じで、
穴の開く場所が変わって出題される傾向が多いのがFP3級の特徴です!
FP3級過去問題集を使った具体的な進め方
まずは学科試験を完全に終わらせましょう
ここで学んだ知識が実技試験でそのまま使えます
従って実技試験で特別に対策する必要はありません
それでは6つある項目
①ライフプランニングと資金計画
②リスクマネジメント
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業継承
どれから始めても構いません
あなたの取り組みやすいものから始めてもok
※私は③以外すべてわからなかったため、①から順番に始めました
例えば④から始めるのであれば④をしっかり覚える(理解する)
④を覚えたら次は⑥にした場合⑥ばかりではなく、その日の内に④を少しでも振り返ってください
これを繰り返して①②③・・・と対象項目を増やしていくんです
勉強時間が長くなるかも?と感じますが、一度学んだ④は覚えているから答えがスラスラと出てきて勉強していることが苦になりませんよ
これらの項目を一つずつ増やしていけば、6項目すべて制覇しています
スキマ時間を使うFP3級の勉強方法
これは通勤電車の中や3時の休憩時間など、
本を手元に出せない時などにスマホを使って勉強をする方法です
たとえ10分でもいいので取り組みましょう
「FP3級過去問題」でググると色々出てきますが、私はこれが一番使いやすかったです
FP3級ドットコムが作成している過去問題道場
それぞれに対応しているのはうれしい

※FP3級ドットコム 過去問道場学科より引用
こちらのいいところ
・勉強したい過去問を個別に選択することができる
・法令改正で古くなったものを出題するかどうか選択できる
・問題に対する解説があるため、理解しやすい
・2008年5月の過去問題まで振り返ることができる
さてこれを進めるには
画面中央にある「出題開始」を選択しましょう!

※FP3級ドットコム 過去問道場学科より引用
このようにすぐに問題が出題されますので答えを選びます
すぐに回答が画面に表示されますがこちらの凄いところ、

※FP3級ドットコム 過去問道場学科より引用
「解説」の項目にしっかりとわかりやすく記載されています
そしてどの分野からの問題だったのだろう?と思っていても大丈夫
「分野」の項目に「科目」と「細目」が記載されていますよ
スキマ時間以外にも、
勉強の休憩時間にこの方法で取り組むと、ゲーム感覚として知らない間にまた勉強していることになるのが私には良かった!
最後に私から伝えたい事

FP3級に費やす勉強時間
これは1日2時間とか、
合計30~200時間など言われていまが、
それなら私は200時間机に向かってますよ!
合格するんなら
だからはっきりいって、
FP3級の勉強時間合計は気にするな
私はこう断言します!
なぜなら集中して勉強をしていると勝手に時間は経過している
だから、2~3時間の時もあれば30分の時もある
これが積もれば簡単に何十時間と経過しています
でもね、これだけはやってほしい
1日に2回以上わけて勉強をする、5分でもいいからスマホで過去問に取り組む
これを実践できる人は紹介した2冊の本とスマホのツールを使った独学で十分です!
私は通信教育不要でした
本当にこれだけで見事FP3級に合格できたんですから
金財と日本FP協会の選択を迷っている人へ
これははっきりいってどちらでもいいです
合格率が大きく異なっているから気になるなんて人!
問題に差異はありません
あとは勉強するだけ(覚えるだけ)
違いは技能試験をどれで受けるか?
・日本FP協会 資産設計提案業務
・金財 個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務
参考までに私は、金財・個人資産相談業務でした
FP3級試験日の心構えと試験会場へ持参するもの
心構えは一つだけ
試験会場へは集合時間の30分前程度、余裕を持っていきましょう
・あなたの席が分からない
・突然おなかが痛くなった
などなどトラブルが発生してしまうとこれまでの努力が水の泡となりますよ
次は試験会場へ持参するもの
・受験票
・電卓と時計(スマホは試験中さわれないためこの2点は必須)
・筆記用具(シャーペンと消しゴム)2個ずつ
これは机から落ちて取ることが出来ない場合あり、しかし予備があれば安心です
あとは忘れ物がないよう前日と当日の家を出る前の2回持ち物確認をしましょう
以上で私の公開はここまでとなります
これを読んでくれたあなたが独学でファイナンシャルプランナー3級を合格できますように