新設株主優待の分析

新設株主優待 CEホールディングス(4320)の株主優待はお買い得か調べた

2017年8月7日に新設された株主優待銘柄のCEホールディングスは、株主優待と企業内容からお買い得な銘柄か?

そして安心して保有できるかを調べ検討してみました

※これを参考にして損失が発生した場合の補償はいたしかねます

 

Contents

株主優待内容

9月権利

100株以上を保有する株主に対して、クオカード1000円分がもらえます

※以前は500円分でしたが、2017年10月1日の株式分割(1対2)実施に伴い、2018年9月分から変更されました

 

業績

単位(百万円)1株は円

業績      売上高   経常利益  1株益 1株配当

2012.9   4,846     386       28,8      4

2013.9   6,792     684       60,3     7,5

2014.9   7,516     765       62,6     10

2015.9   7,393     211       16,8     17

2016.9   8,125     222       16,1     10

2017.9   7,764     222       14,7    12,5

2018.9   9,046     590       40,0    12,5

2019.9 10,000     620       43,8   12,5~15

2020.9 11,000     670       50,4   12,5~15

※2019,20年は予定

 

投資指標と財務

現在の市場 東証1部

PER   33.96→16.85

PBR    1.35

自己資本比率 65.1%

利益剰余金  1,527百万円

有利子負債    741百万円

ROE     7.3%

営業CF   1,278百万円

投資CF    ▲269百万円

財務CF    ▲258百万円

時価総額    57,9億円

 

 

まとめ

 

株主優待新設時から総合利回りが3%まで上昇したが、クオカードがもらえる銘柄は他にもたくさんあり

株主優待を新設したが思うように株価は安定していない

これらを考慮すると他の銘柄を当たった方がいいでしょうね

 

以下、株主優待新設時に私が評価した内容です

事業内容は電子カルテの開発・販売であり今後も大きく伸びるようには思えない

配当性向が今期は100%を超えている

業績はマイナスに修正された

など気になる点が多い

 

いいところは

財務

株式分割(1対2)を10月1日に実施予定

 

ここで東証一部の条件に当てはめると

時価総額 40.6億円(40億円)

株主数  2227名(2200名)

ナントどちらもギリギリ

従って東証一部を維持するために新設したように思われます

数年後、上記2点に余裕が出てくると廃止はあるかもしれない・・・と考えたら今回は見送った方がいいかもしれませんね

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