株取引前の参考資料

株初心者も安心!買う前に下落に強い銘柄を見抜く方法

株を買ったあとに下がったらどうしよう…

そんな不安を抱えながら投資を始めた方も多いのではないでしょうか?

実は買う前に少し注意するだけで下値リスクを大きく減らすことができますよ

このブログでは株価下落を未然に防ぐために、買う前にチェックすべきポイントや判断基準を具体的に解説しています

・損したくない

・安心して株を買って長期で保有したい

あなたが株式投資を安全に末永く続けたいのならぜひご覧ください

株価下落に強い銘柄を見抜くための注目ポイント7つ

株を買う前にチェックすべき7つのポイントから、買って後悔しない銘柄を選んで下がる不安から解消されてほしい

① 財務の健全性(長期保有の土台)がいいものを選ぶ

・自己資本比率が50%以上

まずはこれ

借金依存体質ではないかどうかの指標

※ただし業種により異なるためには一概には言えない(銀行などは10%程度)

②過去に「減配」や「株主優待の廃止・改悪」を実施したら対象外とする

一度でも実施したということは業績や財務に不安あり
今後も株主を軽視した下値リスクはぬぐえない

たった一度でもこれらを実施した銘柄を私は対象外としています

買って後悔しないため事前に、グーグル検索で企業名△株主優待または減配△改悪または廃止

などで調べることをおススメ

③株価チャートは右肩上がりを選ぶ

1年など短期ではなく、10年チャートなど中長期でしっかりと右肩上がりで推移しているものは株価が下がる不安は少ないですね

※〇〇ショックなどで市場が大暴落で一緒に下落している時は考慮しなくていいです

④株主構成(大株主に不安要はないか)

親会社やファンドが大株主になっていると売却されて暴落の恐れあり

筆頭株主が創業者であれば安心ですね

⑤出来高の多い株を選ぶ

1日当たりの出来高が1000株などの場合、買い手または売り手が少なく値段が連続していない時があると値段が飛んでしまい、すぐに1000円2000円いや10000円も簡単に上下するので私は下記を目安にしています

最低出来高 10万株以上

安心できる出来高 100万株以上

⑥市場は東証のプライムを選ぶこと

市場は「東京証券取引所」「名古屋証券取引所」「福岡証券取引所」「札幌証券取引所」の4つあり

この中から株初心者でも安心の東京証券取引所を選択

これ以外の証券証券取引所に属する銘柄は出来高が少ないので⑤で説明したように株を安心して保有できません

次に3つある種類「プライム」「スタンダード」「グロース」の中でもプライムが一番上位につきこちらに属するものを選んでください

ここでのまとめ 東京証券取引所いわゆる「東証」のプライム市場に属する銘柄を絶対おすすめ

⑦連続増配を継続または累進配当を宣言している

業績が右肩上がりで財務が良好だから配当をしっかり出すことができることをしっかりと証明、言い換えると「わが社の株を安心して保有できますよ」といった信号を発信していると私は判断しています

他に配当方針でDOEもありますが、私はこれを対象外としています

・連続増配の確認は四季報の財務状況でチェック

・累進配当はグーグル検索で「〇〇企業 配当方針」と入力、出てきたページへ飛んだところに累進配当が記載されていればOK

株を買った後に行うべき監視とフォローアップの方法

①決算報告書を見る

上場企業は四半期毎に決算報告書を投資家へ開示する義務があります

開示される書類は「決算短信」または「決算報告書」

このどちらかを開示されたらできる限り早くそして最低2つを確認しましょう

 

(1)連結経営成績

・売上・営業利益・経常利益がマイナスになっていないか

・また昨年比でマイナスになっていないか

 

(2)連結財政状態

・自己資本比率は50%以上あるか(業種によって異なるため一概にNGとは言えないが)

 

実際の書類がこちら

 

・売上・営業利益・経常利益がすべてプラス

・昨年比もしっかりプラス(数字の前に△がなければok)

・自己資本比率が約50%

 

慣れてきて余裕が出てくれば下記も要チェック

・配当状況が2026年は昨年比で増配予想となっているか

・2026年3月(1年間)の連結業績予想が前年比ですべてプラス予想となっているか

 

②会社四季報を見る

こちらは決まって三か月ごと(3・6・9・12月)に発売されます

また購入しなくても各証券会社にログインして個別銘柄の詳細を確認すると「四季報」が無償で開示されています

チェックするところはこちらも2つ(証券会社によって微妙に呼び方は変わっています)

企業概要

・これはズバリ、コメント前にある「単語」とその内容

マイナス評価と受け取れるような不安要素のある内容になっていないか(これ重要)

 

保有して安心と受け取れる単語

【最高益】【快走】【最高益更新】【連続増配】※増配では弱い

 

保有して危ないと予想される単語

【反落】【下振れ】

 

その他、【急改善】【好転】【上向く】【急反発】【急回復】などはマイナスからプラスへ株価が転じるかもしれない

 

財務状況

・売上、営業利益、経常利益が年々右肩下がりで下がっていないか(少しずつでも昨年比で多ければ大丈夫です)

・配当性向が高くなっていないか(50%以上を怪しい、100%は危険です)

 

実際のもの、まずは企業概要こちら

単語は【快走】そしてコメントは営業増続く、連続増配は株価不安を感じさせないですね

続いて財務状況

業績は2022年にマイナスとなったが、これはコロナショックでありその後しっかり回復していると私は判断

 

配当性向は2025年3月を例に

75円÷189.4円=0.378

38%につき大丈夫ですね

 

まとめ

株価下落に強い銘柄を見抜くための注目すべきところは7つ

① 財務の健全性(長期保有の土台)がいいものを選ぶ

・自己資本比率が50%以上

 

②過去に「減配」や「株主優待の廃止・改悪」を実施したら対象外とする

・一度でも実施したら保有対象外

 

③株価チャートは右肩上がりを選ぶ

④株主構成(大株主に不安要はないか)

⑤出来高の多い株を選ぶ

⑥市場は東証のプライムを選ぶこと

⑦連続増配を継続または累進配当を宣言している

 

株を買った後にすること

①決算報告書を見る

②会社四季報を見る

 

以上を私は10年以上続けているので今でもたくさんの株を安心して保有、そして株主優待をもらいながら株式投資を楽しんでいます

 

株式投資で楽しみなのは「株主優待」や「配当」をもらうことですが、これに夢中になってついつい失敗してはダメですよね

これを防止する方法はこちらを参考にしてください

株主優待廃止や改悪・減配リスクを避ける!危険サインの読み方と勘どころ株主優待の廃止や改悪、減配リスクを事前に見抜くには?決算書やIR情報から読み取れる“危険サイン”を初心者にもわかりやすく解説します。 ...


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    マッスルトレーダーベイマックス
    プライム企業で34年勤務(設備系管理職) 筋トレをこよなく愛するサラリーマン 2010年から株式投資を開始し、配当と株主優待を中心に多数保有 年間1000万円の配当収入を目標に、仕事と投資の両立を実践中 元現場管理のリアルな視点で、投資にも「地に足の着いた考え方」を持ち込みたいと考えています 。 保有資格 FP3級

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