新設株主優待の分析

ショーエイコーポレーション(9385)の株主優待はお買い得か調べた

2018年8月17日に新設された株主優待銘柄のショーエイコーポレーションは、株主優待と企業内容からお買い得な銘柄か?

そして安心して保有できるかを調べ検討した結果を私なりにまとめ記載しました

 

Contents

優待内容

3・9月権利

100株以上の保有者に対して、クオカード1000円分がもらえます

 

株主優待制度新設の目的は、「東京証券取引所第二部への市場変更を記念し株主優待を実施し、多くの株主様にご好評をいただきました。今後は当社株式をより多くの方々に中長期的に保有していただく事を目的として、継続的に実施することといたしました」となっています

 

 

業績

単位(百万円)1株は円

業績      売上高  経常利益 1株益 1株配当

2014.3  13,631       75      4,8      7,5

2015.3  14,392    ▲13   ▲4,8      7,5

2016.3  14,560      102     3,0      7,5

2017.3   14,727     483   50,5      10

2018.3   16,166     540   55,4      13記

2019.3   17,500     500   58,1      20

2020.3   17,800     620   64,2      20

※2019,20年は予定

 

 

投資指標と財務

現在の市場 東証2部→東証1部

PER  9.69→15.49

PBR  1.52→2.22

自己資本比率 28.5%

利益剰余金   1,984百万円

有利子負債   2,703百万円

ROE      16.0%

営業CF      ▲26百万円

投資CF     ▲107百万円

財務CF      151百万円

時価総額     64,9億円

 

 

まとめ

 

予想通り2019年2月、東証1部へ市場変更を果たしました

しかし株価に元気はありません

 

財務は自己資本比率30%以下、割高株へと変身してしまったから様子見の方がいいかな

 

 

以下、株主優待新設時に私が評価した内容です

最近では少なくなってきた株価10万円未満で購入できるうれしい銘柄

指標はPERが10%以下につき割安株と言える

そして2018年2月26日、JASDAQ(グロース)から東証2部へと市場変更をはたした

現在の株主数を確認すると1,323名

 

ということは次の目標である東証1部を狙っているんでしょう

そのための株主優待新設と想像できます

 

リスクについて

①財務がとにかく悪い

②原材料価格上昇

③今プラスチックが環境問題で目についている

 

借入が多い中、価格材料が上昇するのは辛い

そして③はすぐに解決できないような気がするため、総合利回り4%を超えてから購入は検討していいかも?

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