取引履歴

株取引で失敗・損失を出した銘柄 本当は見せたくない私の体験談

他人の失敗は蜜の味

とはよくいったもの

私の最近やってしまった失敗例を見て笑うのもいいのですが、これを悪い例の参考として、あなたには同じ過ちを犯してほしくない

 

初心者からベテランまで必見の1ページ

再発防止を目的としたルールも作りました

これを糧にあなたも私も投資家として成功していきたい

 

Contents

失敗した銘柄はサンリオ8136

購入日   2017年8月2日

購入金額  2091円

購入理由  ①配当利回りが3.82%であり株主優待銘柄の中でも高かったため

②権利確定月は9月、個人投資家に人気があるため下落は一時的と判断

③数日前に利益を出して現金を多く持っており、新しい銘柄が欲しくなったため

こんな考えで購入した株価の動きはこちら

 

 

うぅ~ん、ひどいですね

2017年8月1日、第一四半期の決算発表で株価は大きく下落

ただ個人投資家に人気があり、9月権利に向けて株価は回復

 

権利落ちにより、買値付近まで戻す

まぁ一カ月もすればまた2200円付近まで戻すだろうと安易に考えていました

 

すると突然、10月10日「業績および配当予想の修正に関するお知らせ」が発表される

※営業利益・経常利益が40%ダウン、配当は80円→55円と大幅ダウン

 

以上により11月5日現在もズルズルと下げています

 

しかし事前に減配、そして株価下落が予想できたと私は思います

それがこちら、会社四季報の【業績】を見ていただきたい

 

見て欲しいところは「1株益」「1株配」

2016年3月 1株益112円に対して80円、配当性向71.4%

2017年3月 1株益76,3円に対して80円、配当性向104.8%

2018年3月(予想)62,5円に対して80円、配当性向128

 

配当性向が2年連続100%超

2017年は仕方ないとしても翌年、業績は復活せず悪いままでも利益以上に配当へ廻すとなっています

 

普通に考えたら利益以上に株主へ還元って・・・

ありえないですよね

こんなところは絶対避けましょう!

 

そこへ業績下方修正の追い打ち

減配になって当たり前です 汗

 

 

こんな失敗を私は2度したくないためのルールを3つ作りました

 

1.マイルールの徹底

私は

①割安株と判断

②財務から損しない企業の見極め

 

以上2点を中心に売買

これらであれば、下落は限定的

さらに長い目で見ると株価が上昇していくものが多々あり、これまでトータルで資産を増やすことができました

以上により、これに該当しないものは買わないようにする

 

そんな気になる割安株の判断方法

【割安株の簡単な見つけ方】3つの指標で見分けてスクリーニングで探そう割安株は3つの指標で見分ける。探すのは証券会社のスクリーニング機能。この2つを使うと簡単に3分以内で見つかります。そして気になった銘柄を詳しく調べるのはどうですか?...

財務から損しない企業を判断する方法

【損しない株の見極め】下落のサインはここを見よ前回とは反対に今回は 【損しない株の見極め】 について説明します 買っても、儲からない それだけならいいので...

 

 

2.ゲーム感覚で株取引をしない

株式投資が慣れてくると、どうしても緊張感がなくなってしまいます

ましてや現金を手に取って売買するわけではなく、パソコンやスマホの画面を見てやるだけですから

 

今回の私の場合、利益が出て気分が大きくなっていました

そこでまたすぐに買いたくなる悪いクセ「ポジポジ病」が発病

 

しかし今一度考えなおさなければいけません!

株式投資は資産を増やすことが目的であって、投機ではありません

せまりくる老後を裕福にいや、年金がもらえるか不安で始めた人が多いんじゃないでしょうか?

 

そのことをもう一度見つめ直してほしい

投機ではなく投資であることを(こんなことを言っている私が1番肝に命じなければならないのですが 汗)

 

投資とは

将来性を見込んでお金を投入、その価値が高まったり利益を出すことで見返りをもらうこと

投機とは

自分さえお金が儲かれば相手はどうでもいい、といったもの

 

それをわかりやすく書いたのがこちら

【投資と投機の違い】前者は将来への期待、じゃあ後者は?日本人の大半は株式投資を好みません なぜならリスクを嫌い、博打と思っているから 昔は私もそんな中の一人でした ...

 

 

3.購入前に【会社四季報】をしっかり確認すること

購入時、8月1日のIRにて「配当が現状維持」を確認しましたが、それ以外はしっかりと確認しておらず今後の業績予想など全くしていませんでした

 

会社四季報の「売上高」「営業利益」「経常利益」「1株益」「1株配」「自己資本比率」「有利子負債」「利益剰余金」これら8つは必見

今回であれば経常利益が13,178百万円→7,255百万円と約半分まで落ち込み、配当性向が100%を超過

これは間違いなく危険信号

 

上場会社は2017年11月5日現在3577社

ひとつの銘柄にこだわらなくても、他にいい銘柄きっとありますよ

 

 

まとめ

 

株取引で失敗・損失を出さないために

1.マイルールの徹底

割安株

財務から損しない企業

これらを見極めた銘柄を中心に売買すること

 

2.ゲーム感覚で株取引をしない

株取引は投資であり、せまりくる老後を豊かに過ごすため今から資産をしっかり増やすための手段

ゲームでもなければ投機でもないことをしっかりと頭の中に入れておきたい

 

3.購入前に【会社四季報】を確認

「割安株」または配当や株主優待がいい!といっても財務が悪ければ減配や株主優待が廃止となって、株価下落による損失は免れません

購入をクリックする前に確認のクセをつけたい

 

これら書いたこと、実はすべて簡単なことであり「当たり前」なんですよ

しかし人間といった生き物はこの当たり前が中々できない

これを克服すればバラ色の人生がすぐそこにやってくるかも?

 

最後に

個人投資家の場合、他人から結果を求められていません

従って毎日売買をするのではなく、相場に過熱感があるときや自身が熱くなった時に思い出してほしいこの株の格言

 

休むも相場

 

あなたが死なない限り、平日であれば株取引は行われます

あとはチャンスが来るまでじっくりと待って、大きく利益を上げて欲しいと思います