株式情報まとめ

2018年3月5日~3月9日の株式情報まとめ

今週の日本株式市場は、週初めにトランプ大統領が鉄鋼(25%)とアルミニウム(10%)の輸入に厳しい関税をかけると発表したことにより、日本株は先週から続く4営業日続落スタート(日経平均株価21042円まで下落)しかし翌日には態度を軟化させるとすぐに上昇

水曜日、トランプ大統領の側近コーン国家経済会議委員長が辞任した時はまた大幅下落と思われたが、度重なる辞任は市場も慣れたのか反応しなかったのはよかった。これからも辞任では市場に影響を与えないかもしれない

金曜日には北朝鮮の金正恩総書記長が、核開発を中止するなどを発言。そしして米朝会談を要請すれば、トランプ大統領が5月までに会談したいと応じたことから、一時的ではあるが21884円(+520円)まで上昇。最後は利益確定売りや、夜に控えている米国雇用統計発表のリスクオフから売られる流れとなってしまう

 

気になった銘柄の動きは「コラボス3908」

3月9日に立会外分売を実施、私も当然購入を申し込んだが当選せず。分売価格は1078円、取引が始まると1110円付近をウロウロしていたが次第に上昇。終値1140円はやはり上がったか!といった感じ。

ここは2018年1月19日に新設株主優待として、100株以上の保有者に対してカタログギフト3000円分がもらえる。そして株式分割(1対2)の同時発表したため、株価は2日連続のストップ高!昨今の下落の波に飲まれたが、3月権利獲得に向けて上昇、今後もさらに上昇すると私は思い購入したから長い目で見守りたい

 

Contents

今週発表のあった株主優待情報

新設・記念優待

エリアクエスト8912

株主優待内容 100株以上の保有者に対して買いのどちらかがもらえます

2000円相当の優待券(発行元が指定する飲食店舗)

クオカード1000円分

権利確定月 3月

 

エコナックホールディングス3521

株主優待内容 500株以上の保有者に対して、連結子会社が運営する温泉施設「テルマー湯」で使える優待券がもらえます

500株   1枚

2500株  2枚

5000株  3枚

25000株 4枚

権利確定月 3月

 

 

変更

プラザクリエイト7502

優待内容の変更

100株  パレットプラザギフト、1500円相当の商品

300株  パレットプラザの選べるカタログギフト4500円相当の商品

500株  300株同様、10000円相当

1000株 300株同様、15000円相当

権利確定月 3月

 

プロパティーエージェント3464

株式分割後も前回同様、100株以上の保有者に対してクオカード3000円分がもらえます

権利確定月 12月

 

アイコム6820

優待内容の拡充

100株2年以上保有 カタログより一品(3000円相当)または当社製品クーポン券(5000円分)

500株2年以上 カタログより一品(3000円相当)または当社製品クーポン券(10000円分)

※100株以上2熱未満は現行通り、カタログより一品(3000円相当)がもらえます

権利確定月 3月

 

カゴメ2811

優待内容の変更、年2回から年1回(宅配コストの上昇等による)

また6ケ月以上の継続保有(6・12月末に同じ株主番号で記載される)が条件となりました

100株  2000円相当自社製品詰め合わせ

1000株 6000円相当自社製品詰め合わせ

権利確定月 6月

 

日本ハム2282

優待内容の拡充

100株 市価1500円相当の優待品(カタログから選択)

500株 保有年数に応じて変動

3年未満 市価5000円相当の優待品(カタログから選択)

3年以上5年未満 市価7500円相当の優待品(カタログから選択)

5年以上 市価10000円相当の優待品(カタログから選択)

権利確定月 3・9月

 

三井松島産業1518

優待内容の変更

施設優待割引券が使える施設の追加

ギフト券取得の権利

100株  5000円

1000株 10000円

権利確定月 3月

 

 

各指数

()内は前週比

米ドル/円 106,77円(+1,04)

NYダウ 25,335ドル(+797)

WTI原油先物 62,12ドル(0,67)

※以下日経平均

株価 21,469円(+285)

先物 21,690円(+640)

PER 12.59倍(▲0.26)

PBR  1.19倍(±0)

騰落レシオ(25日) 84.13%(+0.81)

移動平均乖離率(25日) ▲1.3%(+3.18)

空売り比率 44.3%(▲4.5)

裁定買い残 14,000億円(▲2,286)

 

 

来週の予定

12日 法人企業景気予測調査、米財政収支

13日 国内企業物価指数、米消費者物価コア指数

14日 機械受注、中鉱工業生産指数、米小売売上高、独首相の就任宣言

15日 欧新車販売台数、米NAHB住宅市場指数、米輸入物価指数

16日 米住宅着工件数、米鉱工業生産指数、米ミシガン大学消費者信頼感

 

その他のリスクとして

森友学園の国有地売却問題で担当職員が自殺、佐川国税庁長官の辞任

株式市場には直接関係ないと思われるが、仮想通貨で世間を賑わしたマウントゴックス。ここの破産財団が管理している2000億円相当の仮想通貨を放出すると言われている

 

テクニカル面から、株価が200日移動平均線を割ることなく、サポートラインとして機能していきそう。前回25日線でははじかれたが、金曜日の米市場でNYダウ(+443円)日経平均先物(+340円)と大きく上昇したため、日本市場はこの流れに乗り突き抜けて始まるだろう

さらに上げ要因として、3月権利の配当・株主優待取得に向けた「買い」により、株価上昇が期待できる。個別で割安株と思われる銘柄にはしっかりと仕込んでおきたい

 

3月権利の気になる銘柄()内は配当利回り

KDDI9433(3.38%)、みずほフィナンシャルグループ8411(3.86%)、りそなホールディングス8308(3.46%)、オリックス8591(3.46%)

そしてサンリオ8136については、業績が上向かずさらなる下落が考えられるため見送った方が「吉」と思う

合わせて読みたい関連記事